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RESTAURANT

編集部のお気に入りのレストランをご紹介します

編集部が訪れた美味しい名店『足跡レストラン』

大切な人と過ごしたい、愛が溢れる実力派フレンチ 日比谷 「morceau」

美味しい料理と心地いい距離感のサービスを。「morceau」秋元さくらシェフ

自然豊かな日比谷公園を目の前に、ランチ、ディナー、そしてアラカルトからコースまで、肩肘張らずに絶品フレンチが楽しめる「morceau(モルソー)」。非日常が体感できるその美味しさはさることながら、元キャビンアテンダントの秋元さくらシェフを筆頭に、一流のサービス技術の中にも親しみをもって接してくれるスタッフたちのホスピタリティもまた、この店の魅力です。シェフ、スタッフ、そして料理から伝わるのは、お客様への心からのおもてなし。大切な人を連れて来きたくなる一軒です。

フレンチという非日常の中に小さな“安心感”を添えて

2009年に目黒でオープンした「morceau」が、日比谷に移転してまもなく丸2年。18だった客席は40にまで拡大し、客層も環境も大きく進化しましたが、秋元シェフが料理で表現することは何一つ変わっていません。それは、季節感と食感を活かし、シェフ自身が好きな組み合わせや味を一皿に映し出すこと。そして確固たるプロの技術と味をもってしながら、温もりが感じられる料理であること。少しおめかしをして、一流のサービスを受けながら美味しい料理とワインに舌鼓するという特別な空気感は、フランス料理の醍醐味の一つです。でも、もし見たことのない素材ばかりが並び、どんな料理なのかもわからず馴染みのない味だけが続けば、心から楽しむことはできないでしょう。秋元シェフは、日本の食材や親しみある料理をうまく取り入れることで、特別な時間の中に小さな安心感をプラス。「会食や接待ももちろんですが、『家族や大切な人との時間を過ごしたい』と思ってもらえるような、アットホームな場でありたいですね」。

シルクのように波打つ、スペシャリテのオムレツ。コースでもアラカルトでも

「ズワイガニのオムレツ アメリケーヌソース」(3,000円)。ディナーのコースでも楽しめる。

秋元シェフのスペシャリテの一つが、オムレツです。前編の「シェフの必需品」 でも“自分の武器”と語ったほど、シェフにとってオムレツは思い入れのある料理。「ソースや合わせる食材を変えれば季節感も表現できますし、さまざまな食感、自分らしい組み合わせも取り入れられます」と、シェフ。

初秋のオムレツには、ズワイガニを混ぜ込みました。オマール海老のアメリケーヌソースを添え、0.01ミリにスライスした極薄のミモレットチーズとトリュフをふわりと載せて。「卵は国の味が出る食材です。その土地の料理には、そこの素材で育った鶏の卵が一番適しています」と、フランスの飼料で育てられた新鮮な卵を使用。 極限まで表面だけを薄く固めたオムレツの中には、シルクのように美しく波打つ卵が。その口当たりはクリーミーなのに、ふわりと軽やか。卵、アメリケーヌソース、ミモレットの濃厚な旨みの三重奏のアクセントには、セルバチコの苦味とクルトンの食感を加えました。ひと度口にすれば、もっとも身近な食材である卵が、日常から非日常の料理へと変わる瞬間を目の当たりにすることでしょう。

おもてなしの心を込めた、“心地いい距離感”のサービス

そしてもう一つ、秋元シェフが特に大切にしているのが、お客様との距離感。もちろんそれも、ここで過ごす時間をより心地いいものにするためです。営業中、お客様の様子や言葉をサービススタッフが細やかに拾い、それをシェフへ伝えます。頃合いを見てシェフ自らが必ず全卓を回り、お客様へ声をかけると言います。「近い距離感を好まないお客様への配慮は欠かしません。それでも、来ていただいたことへの感謝と、またお目にかかれると嬉しいという気持ちをお一人お一人にお伝えしたい。その一心で、挨拶は店をオープンしてからずっと続けています」。

シェフが客席に出ている間、厨房を任せられるスタッフの育成も必要になる上、快く送り出してくれるチームワークも大切であるため、けっして容易なことではありませんが、お客様との絆を何よりも大切にするからこそこれだけは欠かせないとのこと。取材中に何度も「ありがとうございます!」とスタッフに対して声をかけるシェフの姿から、彼らとのコミュニケーションも同じように大切にしていることが感じられました。

秋元シェフの素晴らしい料理と人柄、そしてキャビンアテンダント出身のシェフの元で培われたスタッフのホスピタリティに、一度訪れれば、この店が愛される理由がわかるはず。家族や大切な人と特別な時間を過ごす場所として、真っ先に候補に挙げたくなることでしょう。

*価格はすべて税別です。

morceauモルソー

住所:
東京都千代田区有楽町1-1-2
東京ミッドタウン日比谷 2F
TEL:
03-6550-8761
アクセス:
東京メトロ千代田線・日比谷線、都営地下鉄三田線 日比谷駅直結
営業時間:
ランチ 11:00〜15:00(L.O.14:00)/ディナー 18:00〜23:00(L.O.22:30)
定休日:
なし
支払い方法:
クレジットカード可(JCB、AMEX、VISA、MASTER、Diners)
URL:
http://morceau.pinoko.jp/

写真・広瀬 美佳 文・山本 愛理

更新: 2020年10月27日

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