RESTAURANT

編集部のお気に入りのレストランをご紹介します

本場フランスのキノコ料理を堪能する 代々木八幡「Les Chanterelles(シャントレル)」

編集部の足跡コメント「シャントレル(Les Chanterelles)」

代々木八幡駅より徒歩約5分、閑静な街の一角にフランス料理店『シャントレル(Les Chanterelles)』はあります。神宮前の『ラルテミス』でシェフを務めていた中田雄介シェフが独立し、2011年にオープンさせた店です。店名の『シャントレル』とは、シェフがフランスでの修業時代によく採っていたきのこの名前。木のぬくもりを感じる居心地の良い店内で、こだわりの食材と本場の味を楽しめます。

きのこと魚介をふんだんに使ったコース料理を提供

「シャントレル」で提供しているのは、きのこと魚介をふんだんに使ったコース料理。ランチは、5500円、7500円、10000円、ディナーは、8000円、10000円のコースから選べます。ちなみに、料理のメニューはありません。お客それぞれの好みや、その日のベストな食材などを考慮して、腕をふるっています。お客とのコミュニケーションもとりやすいよう店内はオープンキッチンです。厨房からは、きのこと魚介の良い香りが……。温かい灯りのもとでくつろぎながら、これからどんな料理に出会えるのか、期待に胸が高まります。

シグネチャーアミューズ「きのこのお茶とフォアグラのマカロン」

ランチ・ディナーのすべてのコースで楽しめるアミューズ「きのこのお茶とフォアグラのマカロン」

真っ白なお皿にポツン、と置かれた小さなマカロン。その横には、小さなカップが添えられています。これは『シャントレル』のシグネチャーアミューズ、「きのこのお茶とフォアグラのマカロン」です。

きのこのお茶は、中田シェフがフランスのオーヴェルニュ地方のレストランで働いていたときに、会得したレシピ。フランスから仕入れたきのこや乾燥キノコを数時間ほど煮て、たっぷりとそのエキスを抽出。自家製のコンソメと合わせて仕上げています。名前の通り、スープというよりお茶のように、一口含むと優しい風味がふわっと広がります。森の中にいるような清々しい気分になれる味わいです。

フォアグラのマカロンは、その見た目と甘美な味わいで、食事の始まりを贅沢に演出してくれる存在。「ぜひシャンパンも添えて、パリのエスプリを楽しんでください」と中田シェフ。

季節のスペシャリテ「トキシラズの瞬間燻製」

季節のスペシャリテは、5500円のランチを除くコースで提供しています。

白いお皿の上でまず目につくのは、ピンク色のトキシラズと黄色い菊の花。その鮮やかな食材の下をよく見ると、冷静ロックフォールソースがたっぷり。その白いソースの海に、トキシラズや菊の花の他に、きゅうり、なす、エシャロットとエストラゴンのドレッシングが浸っており、表面には唐辛子とディルを散らしています。ブルーチーズが惜しげもなく使われたソースが、様々な食材たちを引き立てている一皿です。

トキシラズとロックフォールソースは、それぞれの塩気と油分が舌の上で絶妙に混ざりあいます。それだけでも極上なのに、スプーンで一口すくう度に、冷たい夏野菜やドレッシングがアクセントとなり、新たな味わいが生まれます。

それにしても、驚いたのは、トキシラズがお刺身のように生き生きとしていること。「とにかく新鮮で他とぜんぜん違う。今は、魚はそこでしか仕入れない」と中田シェフが絶大な信頼をおいている築地の仕入れ先から買い付けています。調理は、素材の味を活かすため、もくもくの煙にさっとくぐらせる「熱燻」で、表面のみに煙の風味をつけるにとどめています。

この日の魚料理は、イサキとムール貝を使った一皿

季節やその日の食材によって異なるメインディッシュの一つ

この日の魚のメインディッシュは、築地で仕入れたイサキ、モン・サン=ミシェルから生きたまま届くというムール貝を使った一皿です。

主役は、肉厚なイサキと、殻付きのまま華やかにお皿を飾るムール貝、そして、もう1つ、店名にもなっているフランス産のきのこ、シャントレルがイサキの下に隠れています。

身が締まったイサキは、一口目で味わいの濃さに感動。ムール貝は、噛むごとに旨みがじわりと口の中に広がります。シャントレルは、野趣あるふれる風味と歯ごたえで舌を楽しませてくれます。

素材の一つひとつが、それだけでとても味わい深いのですが、さらに、イサキの煮汁と白ワインのソース、マナガツオと赤ワインのソース、ボロネギとじゃがいものソース、トマトのソース、と4種類のソースが素材を彩っています。何層もの美味しさが、お皿の上で、舌の上で、まるでダンスをしているような一皿です。

シェフ自身がセレクトするワインリストは250種類!

『シャントレル』では、ワインの品揃えも充実しています。季節の料理などに合わせ、スパークリング、白、赤、計7〜10種類以上のグラスワインを常時取り揃えている他に、フランスのブルゴーニュ産を中心に250種類以上からなるワインリストが。中田シェフ自身が信頼する生産者から直接取り寄せているものがほとんどとのことです。

プライベートでリラックスしながら過ごせる雰囲気

森をイメージした落ち着いた店内は、ついつい長居してしまいそうな居心地の良さ。ご夫婦を中心にプライベートでゆっくり過ごされる方が多いそうです。デートやパートナーとしっとりディナー、気の置けない友人たちと利用するのにぴったりです。

Les Chanterellesシャントレル

Les Chanterelles

住所:
東京都渋谷区元代々木町24-1 アブニ―ル元代々木 1F
TEL:
03-5465-0919
アクセス:
小田急小田原線 代々木八幡駅より徒歩5分、東京メトロ千代田線 代々木公園駅 より徒歩6分、東京メトロ千代田線/小田急小田原線 代々木上原駅より徒歩8分
営業時間:
[火~金]ディナーのみ18:00~20:30(L.O.)、[土・日]ランチ 12:00~13:30(L.O)、ディナー 18:30~20:30(L.O.)
定休日:
水曜日
支払い方法:
クレジットカード可(AMEX、JCB、Diners、VISA)
URL:
http://www.chanterelle.jp/

写真・安野 敦洋 文・若松 真美

更新: 2018年9月26日

この記事が気に入ったら
「シェア」しよう

最後までお読みいただき、ありがとうございます

pagetop