編集部が訪れた美味しい名店『足跡レストラン』|LA CAVE(ラ・カーヴ)|北参道
連載「足跡レストラン」では、編集部が行きつけのお店や、注目しているエリアの名店など、実際に足を運んで、食べて、飲んだレポートをお送りします。
今、話題のお店が続々とオープンしている北参道と千駄ヶ谷界隈、通称「ガヤキタ」。アパレル関係のオフィスも多く、食通な人も多いこのエリアには、なかなかレベルの高い飲食店が集まっているのです。
今回ご紹介したいのは、パリのコルドンブルーで料理を学んだ山下氏のカウンターフレンチ「アトリエ レ・カイユ(atelier Les Cailloux)」の姉妹店。本格的なフレンチをワインはもちろん、ベルギービールとのペアリングを楽しめるお店「ラ・カーヴ(LA CAVE)」です。「アトリエ レ・カイユ」に入る手前の細い階段を下っていくその感覚は、まさにCAVEに潜り込むような隠れ家感。自然と今宵のディナーへの期待感が高まります。
「LA CAVE」の意味するところは「洞窟・美味しいワインを保存する地下空間」。最初は入り口がわからなくてお店の前をうろうろしてしまいそうですが、その名の通り地下へと続く細い階段を下れば、暖かい光が溢れるレストランが現れます。店内にはワインを保管するカーヴがあり、そこに入って自らお気に入りの1本を選ぶことも。ベルギービール専用の冷蔵庫もあって、それぞれに詳しい説明書きが記されています。
前菜の盛り合わせ
こちらはその日の野菜とお肉の前菜をワンプレートにした盛り合わせ。トマトの優しい酸味が効いた「ヒヨコマメのサラダ」、ワインがすすむ「キノコのマリネ」、そして生ハムとサラミという内容。3、4品をお任せでいただきます。
パテ・ド・カンパーニュ
ビストロ料理の定番「パテ・ド・カンパーニュ」。肉の旨味がしっかりと感じられる、素朴ながらも丁寧に作られていることがわかります。付け合せのピクルスも程よい酸の具合。
牛カイノミのステーキ
バターとハーブの香るコクのあるソースが、肉の旨味を引き立てるひと皿。カイノミとは脇腹あたり、バラの一部でヒレ肉の近くのお肉。とても柔らかく、肉々しさを感じられ、「今日は肉!」な気分にぴったり。合わせたのはデュポン醸造所の「Saison Dupont (セゾン デュポン)」。スパイシーな香りとほのかな酸味、ホップ苦味、香りがバランスの良いベルギービールといただきました。
北参道 LA CAVEキタサンドウ ラ カーヴ
- 住所:
- 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-27-4
小林ビル B1F - TEL:
- 03-6447-4356
- 営業時間:
- 17:00~22:30LO、土・日16:00~21:30LO
- 定休日:
- 月曜日、祝日
- URL:
- http://www.lescailloux.tokyo/kitasando/
更新: 2016年10月5日
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