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この秋に稼働! 豊かな植物や果実を使ったボタニカルブランデー蒸溜所が元薬草園にオープン!

先日、サントリーから「ROKU」というジンの発売が発表され、ますますクラフトな蒸留酒が注目されるようになってきました。日本ならではのフルーツやハーブを使ったジンやブランデーといった蒸溜酒が各地で増えそうな予兆があります。

その中でも、特に注目したいのが千葉県は房総半島の南東部に位置する大多喜町にできた「mitosaya大多喜薬草園蒸留所」。2017年の秋からの稼働を目指して、目下準備中。もともと薬草園だったこの場所で、敷地内で栽培している植物や果実を使ったユニークなボタニカルブランデーを造るべく、資金を集めるためのクラウドファウンディングも実施し、6月21日の開始から20日間あまりで1,000万円を調達しようとしています。(https://readyfor.jp/projects/mitosaya

そもそも、ボタニカル・ブランデーとは、ヨーロッパでは「オー・ド・ヴィー」とも呼ばれる、フルーツやハーブから作る蒸留酒。梨やぶどう、ベリーといった果物を発酵させて、複数回蒸留することで出来上がるその味わいは、クリアで、(ジンやウォッカのような)スピリッツの強さを持ち、口に含むと、甘さはないもののフルーツの芳香が立ち上がる。繊細で複雑で、より素材感を感じられる蒸溜酒なのです。

この「mitosaya大多喜薬草園蒸留所」の代表が江口宏志さん。この名前でピンと来る方も多いかと思うのですが、2002年に代官山にブックショップ「UTRECHT(ユトレヒト)」をオープンし、「THE TOKYO ART BOOK FAIR」のディレクションも務め、本を中心としたカルチャーの中で活躍していた人物。そんな中でとある雑誌で蒸留酒に関する記事を読み、クリストフ・ケラー氏が主任蒸溜家を務めていたボタニカルジン「Monkey 47」を飲んで衝撃を受け、彼が営む、南ドイツの蒸留所「Stählemühle(スティーレミューレ)」で修業。その中で「日本の豊かな食材を使ったブランデーを造りたい」と思うようになったそう。

まだまだどんなブランデーが造られるのか明かされてはいませんが、何と言っても5000坪を超える広大な敷地に植えられた約500種類の薬用植物があり、日本各地の生産者とも協業しながら造っていくそう。いまからどんなお酒ができるのか楽しみなのです。

 

 

mitosaya 大多喜薬草園蒸留所ミトサヤ オオタキヤクソウエンジョウリュウジョ

現在一般公開はしていません。オープン後は公開日を設ける予定。

mitosaya 大多喜薬草園蒸留所

住所:
千葉県夷隅郡大多喜町大多喜486
URL:
http://mitosaya.com/

更新: 2017年7月11日

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