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食のトレンド、今とこれからが見えてくる『イートグッド‐価値を売って儲けなさい‐』が面白い

いまFOOD PORT.では【SPECIAL】にて「EAT GOOD」というテーマで、2016年7月号のフリーマガジン『メトロミニッツ』の特集記事を展開しています。実はこの特集のきっかけは、フードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」の編集長である佐藤こうぞうさんへのインタビューがきっかけでした。佐藤さんは昨今の飲食業界の潮流を表すキーワードとして「EAT GOOD」という言葉を教えてくれたのです。今回ご紹介するのは佐藤さんの初の著書であり、ここ10年の飲食トレンドやマーケット構造の変遷を振り返りつつ「超繁盛店」が持つ経営ノウハウや、店作りの発想法を分析した『イートグッド‐価値を売って儲けなさい‐』。11月7日に発売されました。

ブルーボトルコーヒーの上陸をはじめ1杯の向こう側までプレゼンテーションするコーヒーショップが増えたり。「とりあえずビール」的な位置づけから造り手の個性を表現し元来持つ多様性に注目を集めたクラフトビール、店自体が媒体となり人と人、人と地域を繋げる飲食店の増加など、目まぐるしく変化する業界を「大手チェーン店の終焉」、「価格から価値へ」、「チェーンから個店主義へ」、「効率主義」から「クラフト」へ・・・、と現在直面している状況を分析した上で、「業態を追う時代は終わった。業態は必ず陳腐化する。これからは業態づくりよりも時代が求める“飲食ビジネスの本質”を追究していかなければならない」と語る佐藤さん。著書の中で「バリュー・パフォーマンス(VP)の時代へ」、「QSC」「QHA」を超える取り組みを、七つの「トレンドキーワード」といったコンテンツで、トレンドの読み方を指南しています。

お店のオープン前に生産者を巡るエピエリの松浦清一郎さん

飲食店の経営に携わる人はもちろん、食関係のビジネスパーソン、マーケターの人も、これからの消費者の“気分”を掴むにはもってこいの内容になっているのですが、中でも最も重要なキーワードは「イートグッド」。単に身体にいいものを提供するという意味だけではなく、「飲食ビジネスを通じてイイコトをしよう」「食の本来のあり方を追求しよう」という新しいムーブメントのこと。「麹町カフェ」や浅草の「SUKE6ダイナー」を運営するエピエリ・松浦清一郎さんが提唱した言葉で、佐藤さんは「飲食業界のみならず、一般社会、ビジネスマンたちにも届けたい“食の未来”“ビジネスの未来”を考えさせてくれる珠玉のキーワード。この言葉を通じて、一人でも多くの人々が食のあり方を考え直すきっかけになってもらえればありがたい」と語ります。

「amazon」を覗いてみると、すでに高評価のレビューがちらほら上がっており、飲食業界でない人の「役に立った!」という声も。食のトレンドはいち早く人々の気分を表すとも言われていますし、どんな仕事をする上でも、ヒントが得られそうな1冊です。

佐藤こうぞうさん

「フードスタジアム」編集長 佐藤こうぞうさん

香川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、日本工業新聞記者、雑誌『プレジデント』10年の編集者生活を経て独立。2000年6月、飲食スタイルマガジン『アリガット』を創刊し編集長に就任。2004年1月に飲食業界のWEBニュースサイト「フードスタジアム」を立ち上げ、編集長をつとめる。レストラン・フードビジネス専門のプロデュース、商業施設の企画・リーシングなどを行なうカシェットも運営。レストランビジネス・ジャーナリズム分野の開拓を目指す傍ら、レストランビジネス・コーディネーターとして「レストラントレンド」をテーマに講演・執筆を重ねている。2007年5月、フードスタジアム株式会社を設立。業界トップのWEBニュース「フードスタジアム」の拡大、全国展開に乗り出す。「フードスタジアム」は東京を拠点に、「フードスタジアム北海道」「フードスタジアム東北」「フードスタジアム関西」「フードスタジアム東海」「フードスタジアム四国」「フードスタジアム九州」「フードスタジアムアジア」を展開中。飲食店向けに様々なサービスを提供するマッチングサイト「フースタ・モール」も運営。

イートグッド‐価値を売って儲けなさい‐

イートグッド‐価値を売って儲けなさい‐

価格:
1,400円
発行者:
トランスワールドジャパン株式会社
発売日:
2016年11月7日
詳細:
イートグッド 価値を売って儲けなさい (TWJ books)

更新: 2016年11月17日

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