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GIFT

大切な人への贈り物に、ちょっとした手土産に

琥珀色に輝く、熟成球磨焼酎 「極上堤」堤酒造|贈りたい、日本のお酒

ホームパーティの手土産や、外国の友人へのプレゼントなど、大切な人への贈り物におすすめしたい“日本の”美味しいお酒をご紹介する連載「贈りたい、日本のお酒」。広尾のフレンチレストラン「à nu, retrouvez-vous(ア・ニュ ルトゥルヴェ ヴー)」のソムリエ・稲毛友紀さんにご紹介いただいたのは、焼酎。その新たな魅力に迫ります。

近年、日本酒が世界的なブームとなり、星付きシェフや名だたるパティシエから注目を浴びる一方で「今後、必ず焼酎にもスポットライトが当たる日が来ます」と、語る稲毛さん。糖質を含まない蒸留酒で、クラフツマンシップあふれる蔵元・銘柄が数多くある焼酎は、大きな可能性を秘めていると語ります。

世界に誇る日本の酒 球磨焼酎

3回にわたる連載の最後にご紹介いただいた一本は、米焼酎の名産地・熊本県球磨郡で「球磨焼酎」を造る蔵元の一つ「堤酒造」の「極上 堤(ごくじょう つつみ)」です。「球磨焼酎」は、世界貿易機構(WTO)により地理的表示の産地指定を受け、地名を冠することを認められた数少ないブランドの一つ。スコッチウィスキーやボルドーワインと同じく国際的に保護されています。その定義は①米のみを原料とする、②人吉球磨の地下水で仕込んだもろみを使用する、③人吉球磨で蒸留し瓶詰めする、という条件を満たしていること。28の蔵元が、500年以上も続くその伝統と技術を守り続ける、まさに世界に誇れるお酒といえるでしょう。「堤酒造」では、その伝統を継承するだけでなく、新たな研究結果や設備を取り入れながら、トマトと掛け合わせたりワイン酵母で仕込んだりと、新しい焼酎造りにも挑戦しています。

シェリー樽で11年熟成させた原酒100% 「極上 堤」

数々の蔵元を訪れ、多くの焼酎をテイスティングしてきた稲毛さんが、最もウィスキーに近い味わいだったという一本が「極上 堤」です。スタイリッシュなボトルデザインも、美しい琥珀色も、一見これが焼酎だとは思えません。日本の酒税法では一定の色(吸光度)を超えてしまうと焼酎といえないため、酒類としてはリキュールに分類されていますが、「極上 堤」は、樽焼酎と呼ばれる、焼酎を樽で熟成させたもの。「堤酒造」では、通常ウィスキーの熟成に使われるホワイトオーク製のシェリー樽(シェリー酒の熟成に使われた樽)を買い付け、その中で焼酎を11年間熟成させています。一つの樽から汲みだした、アルコール度数40度の原酒をそのまま瓶詰め。「一つの樽から数百本しか造れない限定品なので、ボトルには樽のロットナンバーが記されています。贈答におすすめしたいポイントの一つです」と、稲毛さん。

テーブルに置いたグラスに注いだ瞬間、キャラメルのような香ばしい香りがふわりと舞い上がってきます。飲んでみると、洋酒を思わせる深いコクを醸しながらも甘ったるさはなく、軽い口当たりとスッキリとした後味が印象的です。「焼酎がお好きな人はもちろん、ウィスキーやブランデーを飲まれる方にも、驚きと喜びをお届けできると思います」。飲み終わったあとの美しいボトルも、思い出の品として残る「極上 堤」。ここぞという時のとっておきのプレゼントに、ベストな焼酎といえるでしょう。

日本の伝統を感じられる最上級の一本。皆さんなら、どなたに贈りますか?

堤酒造

住所       :熊本県球磨郡あさぎり町岡原南390-4

TEL        :0966-45-0264

URL        :http://www.tsutsumi-syuzou.com/index.html

稲毛友紀

RECOMMENDER 稲毛友紀

1989年3月8日生まれ、東京出身。Restaurant A NU Chef Sommelier。
22歳より飲食業界に入り都内のフレンチレストラン、ワインバーやコンクールなどで経験を積む。2017年4月よりレストランアニュの姉妹店【ロムデュタン】のオープン立上げからシェフソムリエとして勤務。ワインに限らず、国酒である日本酒、焼酎酒蔵や茶農家を周りながら情報を収集し、ワインのみならずボーダレスに飲料の本質を伝える。それらを使用したペアリングも定評がある。

à nu, retrouvez-vousア・ニュ ルトゥルヴェ ヴー

住所:
東京都渋谷区広尾5-19-4 SR広尾ビル1F
TEL:
03-5422-8851
アクセス:
東京メトロ広尾駅より徒歩5分
営業時間:
ランチ 11:30-13:30(L.O.) / ディナー 18:00-21:00(L.O.)
定休日:
火曜日
URL:
http://www.restaurant-anu.com/index.html

写真・安野 敦洋 文・山本 愛理

更新: 2019年7月12日

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