GIFT

大切な人への贈り物に、ちょっとした手土産に

ワインのように華やかに香る焼酎 「球」黒木本店|贈りたい、日本のお酒

ホームパーティの手土産や、上司へのお祝い、外国の友人へのプレゼントなど、大切な人への贈り物におすすめしたい“日本の”美味しいお酒をご紹介する連載「贈りたい、日本のお酒」。今回から3回にわたってお届けするのは焼酎です。広尾のフレンチレストラン「à nu, retrouvez-vous(ア・ニュ ルトゥルヴェ ヴー)」のシェフソムリエ・稲毛友紀さんに、魅力溢れる3本をご紹介いただきました。

「お酒の魅力と価値を生産者に代わって伝えることこそ、ソムリエの役割」と話す稲毛さん。ワインのみならず国酒である日本酒や焼酎へと知識を広げ、料理とのペアリングやお客様との会話を通してそれらの魅力を伝えています。

自然の恵みを自然に還す、焼酎造り

稲毛さんがまず選んでくださった一本は、まるでワインのようなエチケットがあしらわれた芋焼酎「球(きゅう)」。明治18年創業、宮崎県の「黒木本店」の若き5代目・黒木信作さんが手がけた一本です。

稲毛さん曰く「黒木さんの焼酎造りは、本当に”サスティナブル(=持続可能・循環型)”です」。自家農園を持ち、耕作・種まき・栽培・収穫に至る原料作りから、焼酎の製造工程で出る産廃物の処理まで、全てを自分たちの手で行っている「黒木本店」。「自然の恵みを自然に還す」。それが「黒木本店」の考え方です。そんな伝統的な焼酎造りを続ける蔵元から生まれ、新たな風をもたらす銘柄として注目を集めているのが「球」。

まるでワイン。 食事やスイーツと味わう焼酎「球」

一般的に焼酎のアルコール度数は25度ほどといわれています。しかし「球」はワインとほぼ同じ14度で、食事とも相性が良い爽やかな口当たりが特徴です。軽く冷やし、口が広めのワイングラスに注ぐと、ライチやマスカットのようなフルーティーな香りが広がります。

「食事と合わせることで完成し、円(球)になる」という思いが込められた「球」。「ローストビーフや、サッと炙った和牛の薄切りなどが合うと思いますよ」と、稲毛さん。少量ブレンドされた古酒が醸し出す、バニラやバターのようなクリーミーな香りがローストビーフのような軽めの脂と相性がいいのだそう。

「普段あまり焼酎に馴染みがない、若い世代の女性にぜひ手にして欲しいですね」。ボトルの見た目も、甘く爽やかな香りもまるでワイン。ストレートで気軽に楽しむことができ、焼酎なので糖質を含んでいないのも嬉しいポイントです。

また稲毛さんがお店で「球」をペアリングしているのは、なんとスイーツ。「ミルクプリンやフロマージュブランなど、乳製品を使った軽めのスイーツにすごく合うんです」。香りこそフルーティーですが、焼酎らしいスッキリとした飲み口で味に甘みはないため、この組み合わせがおすすめだといいます。ワインのように楽しめる新感覚の焼酎「球」。ローストビーフもスイーツも、女性が集まるお酒の会にはつきもの。それらに添える贈り物に、最適な一本です。

黒木本店

住所        :宮崎県児湯郡高鍋町大字北高鍋776
TEL         :0983-23-0104
URL         :http://www.kurokihonten.co.jp/

稲毛友紀

RECOMMENDER 稲毛友紀

1989年3月8日生まれ、東京出身。Restaurant A NU Chef Sommelier。
22歳より飲食業界に入り都内のフレンチレストラン、ワインバーやコンクールなどで経験を積む。2017年4月よりレストランアニュの姉妹店【ロムデュタン】のオープン立上げからシェフソムリエとして勤務。ワインに限らず、国酒である日本酒、焼酎酒蔵や茶農家を周りながら情報を収集し、ワインのみならずボーダレスに飲料の本質を伝える。それらを使用したペアリングも定評がある。

à nu, retrouvez-vousア・ニュ ルトゥルヴェ ヴー

住所:
東京都渋谷区広尾5-19-4 SR広尾ビル1F
TEL:
03-5422-8851
アクセス:
東京メトロ日比谷線広尾駅より徒歩5分
営業時間:
ランチ 11:30-13:30(L.O.) / ディナー 18:00-21:00(L.O.)
定休日:
火曜日
URL:
http://www.restaurant-anu.com/index.html

写真・安野 敦洋 文・山本 愛理

更新: 2019年5月24日

この記事が気に入ったら
「シェア」しよう

最後までお読みいただき、ありがとうございます

pagetop