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GIFT

大切な人への贈り物に、ちょっとした手土産に

「Beau Michelle(ボー ミッシェル)」伴野酒造 日本酒という概念を持たずに自由に楽しむお酒|贈りたい、日本のお酒

1915年(大正4年)創業という歴史ある酒販店の4代目である桑原康介さんに、贈りたい日本酒をセレクトしていただきました。美大出身で地方の芸術祭のマネジメントも手がけてきた桑原さんは、全国各地にある酒蔵の文化的背景を尊重しながら、スペックにとらわれないお酒を提供するのがモットー。贈って喜ばれ、かつ自由に楽しめるお酒とつまみを3回にわたってご紹介します。

ビートルズを流しながら醸した味わいとは?

昼はアートの仕事、17時以降は酒店主という2つの顔を持つ桑原さん。

蔵元はアーティストであり、そこから生まれた日本酒はアート作品だと思っています。それをどうやってキュレーションするかに力点をおいてラインナップしています。日本全国、それぞれの地域を盛り上げるべく頑張っている同世代の方の商品を意識的にそろえていて、日本酒度や使っている酒米など、スペックにはあまりとらわれずに美味しいお酒をおすすめしています。

その中でまず飲んでいただきたいのが長野県佐久市にある伴野酒造の「ボー ミッシェル」です。1901年(明治34年)に創業した歴史ある蔵。「澤乃花」が主要銘柄で、根強いファンがいらっしゃいます。それとは少し毛色の違う、このお酒が生まれたのは1996年(平成8年)。最初は世の中からあまり受け入れられなかったと聞いていますが、ここ3年くらいで酒質が大幅に向上しました。そして、2015年(平成27年)に京都・松尾大社の「酒-1グランプリ」で総合部門グランプリを取ってから、人気に火がついています。ビートルズが流れる酒蔵としても有名になり、英字の「M」をフィーチャーし、背景に音符を配したラベルは日本酒らしからぬ佇まいです。

日本酒は好きじゃないという人にすすめたい

・Beau Michelle(ボー ミッシェル)500ml 1,000円(税別) ・Beau Michelle スノーファンタジーうすにごり生酒 500ml 1,300円(税別)

桑原商店に来られた方には、必ずどんなお酒が好みかをヒアリングしてから銘柄をピックアップしています。なかには、日本酒はあまり好きじゃないという方も。その時にお出しするのが「ボー ミッシェル」です。「日本酒という概念を頭から外して飲んでくださいね」と、前振りを入れるんです。そうして飲まれると、みなさん一様にびっくりします。「ああ面白い、美味しい!」という感想も多くいただきます。「ワインみたいだね」とおっしゃる方もいますが、蔵元さんは全然そんなことは意識していないです。僕自身も、新ジャンルで価値観が違うものだと思っているので、ワイン好きというお客様にも堂々とおすすめできるお酒なんです。赤いラベルのものは冬季限定の「snow fantasy(スノーファンタジー) うすにごり生酒」で、今期2回の出荷予定を、好評により3回目の出荷を行うこととなりました。よりすっきりとしていて、黒ラベルとは違う味わいなので、できれば夏まで引っ張って、キンキンに冷えたものを飲んでいただきたいと考えています。

敢えてお燗で楽しむという裏技も

鹿児島のオイルサーディンにチーズとトマトをあしらった「イワシのオイル漬けチーズ焼き」(550円)。

「ボー ミッシェル」はスペック未公表なので、どのように造っているかは謎ですが、アルコール度数は9%で、食前酒や食後酒にぴったりです。ただ、蔵元さんは難しいことを考えずに楽しく飲んでもらうのが一番、とおっしゃっています。

今回、つまみとしてご用意したのは、「イワシのオイル漬けチーズ焼き」です。そこに、敢えて47度くらいまでお燗した「ボー ミッシェル」を合わせてみてください。チーズやオリーブオイルのこってり感を、酸味がきいたお酒で洗い流すようなイメージでマッチングしてみました。

このお酒は日本酒らしからぬルックスと、500mlという小ぶりの容量とも相まって、海外の方へのお土産などに活用していただけるといいなと思っています。実はこのお酒、とてもお手頃価格です。もし海外に輸出するならば倍の値段、いやもっとつけても十分に通用するのではないでしょうか。ぜひ一度飲んでみてください。日本酒の奥深さを知っていただけると思います。

店内にある大きな冷蔵庫には日本酒がずらっと並ぶ。

<酒蔵データ>

伴野酒造
住所:長野県佐久市野沢123
TEL:0267-62-0021
URL:www.sawanohana.com

桑原康介

RECOMMENDER 桑原康介

株式会社桑原商店代表取締役。五反田で100年続く酒販店の4代目。美大のデザイン学科を卒業後、NPO法人越後妻有里山協働機構を経て、2014年より家業の酒販店にアートやデザインのマネジメントをする部門を新たに設け、精力的に活動中。2018年12月に倉庫をリノベーションした酒販店兼飲食店「桑原商店」をオープンさせる。日本酒好きだけでなく、アートファンも巻き込み、ファンが急速に拡大中。

桑原商店

桑原商店

住所:
東京都品川区西五反田2-29-2
TEL:
03-3491-4352
アクセス:
JR山手線・都営浅草線 五反田駅より徒歩4分、東急池上線大崎広小路駅より徒歩3分
営業時間:
10:30-21:00(飲食17:00-21:00L.O)
定休日:
日曜日・祝日
URL:
http://to-plus.jp/

写真・安野 淳洋 文・高杉 公秀

更新: 2019年2月22日

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