GIFT

大切な人への贈り物に、ちょっとした手土産に

パッケージで知るお江戸の景色 榮太樓總本鋪|紙採集家・堤信子の「日本の包み紙」

子供の頃の甘い懐かしい味

江戸時代、日本橋の袂で創業した和菓子の老舗「榮太樓總本鋪」。

1960年代からずっと、東京土産の定番お菓子として皆に愛され続けているのが、丸缶に入った「榮太樓飴」で、子供の頃、親からおやつにもらった梅干し飴をなめていたことが、なつかしく思い出されます。

パッケージといえば、セカンドブランドの「アメヤエイタロウ」のものが人気ですが、本家本元、榮太樓總本鋪の定番「榮太樓飴」にも、お土産にしたくなるスペシャルパッケージがあるのをご存知でしょうか?

東京土産にぴったりの名所缶

東京名所缶 4缶入 1,540円(税別)

まずはこちら、東京名所缶 4缶入(1,540円/税別)。

日本橋界隈の名所を描いた缶のセットで、海外のお客さんにも人気とのこと。梅ぼ志飴と黒飴には新旧の日本橋が、抹茶飴には皇居の二重橋、紅茶飴には東京駅がそれぞれ描かれています。馴染みがあるこの三角形の飴ですが、昔は飴をハサミで切って指でつまんで作っており、その名残りが今でも残っているのだそうです。その形が梅干しに似ていることから“梅ぼ志飴”という名前に。お味は、梅干し風味ではありません。純度の高い砂糖の熱分解から生まれる有平糖独特の風味が口いっぱいに広がります。

広重の浮世絵をデザインに

榮太樓飴 缶入 名橋日本橋 1,200円(税別)

また、パッケージ好きな方にオススメなのが、榮太樓飴 缶入 名橋日本橋(1,200円/税別)。

上の「広重缶」は、著名な浮世絵師・歌川広重の「日本橋より富獄遠望図」の絵、下の「明治落成缶」は、明治44年、現在の日本橋が開通した時の絵葉書写真がベースとなったデザインです。その芸術性を尊重してか、蓋には一切商品名は書かれていません。どちらも日本橋100周年記念切手の図柄となったことでも有名な作品で、日本橋の歴史を知る上では欠かせないものです。置いておくだけでなんとも趣深い佇まい。私は、和小物などを入れて再利用しています。

200周年記念限定デザイン ポケット缶セット 5缶セット 1,900円(税別)

さらに、同店が今年200周年を迎えたことを記念して作られた、200周年記念限定デザインのポケット缶セットも見逃せません(写真は3個セットのもの)。この通常のものより一まわり小さいサイズの缶がバッグにしのばせるのにぴったりで、私の仕事バッグには常に入っています。飴も小さめで、食べやすいのもいいところ。

今年は、年末年始、友人や親戚などと集まる時に、皆さんに一缶ずつお土産に配るのにも楽しいかなと考えています。喉が乾燥しやすい季節、冬の贈り物にぜひいかがでしょうか?

堤信子

RECOMMENDER 堤信子

昭和女子大学、青山学院女子短期大学、法政大学兼任講師、フリーアナウンサー、エッセイスト。福岡県生まれ。福岡県立修猷館高校から青山学院大学経済学部を卒業後、FBSにアナウンサーとして入社、その後フリーに。NTV「ズームインスーパー」TBS「はなまるマーケット」朝の情報番組でレギュラーを長年務めるなど、TV、ラジオ、講演、司会などで幅広く活躍中。 また、エッセイストとして、感謝をテーマにした著書などを始め、WEBや紙面での連載も手がける。さらに、大学では、プレゼン、朗読などのスピーチ各論の授業で、学生たちの伝える力を向上させるべく、教鞭を取っている。近著に『旅鞄いっぱいの京都ふたたび』(実業之日本社)、『旅鞄いっぱいのパリふたたび』(実業之日本社)がある。

榮太樓總本鋪 

榮太樓總本鋪 

URL:
http://www.eitaro.com/

更新: 2018年12月28日

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