季節のおくりもの|リーデルの「純米」グラス
ブドウ品種別ワイングラスを採用し、日本でも確固たる地位を築き上げてきたリーデル。2000年に発売した日本酒の「大吟醸」グラスは大きな話題となり、今や日本酒好きの間では定番化してきました。そんなリーデルから、待望の「純米」グラスがこの4月に発売されました。
純米酒といえば、一般的にお米の香りがしっかりと感じられ、旨みやコクがある濃淳なタイプ。フルーティな香りや、爽やかな味わいを楽しむ大吟醸酒とは違う美味しさがあります。そのため、大吟醸酒にはピッタリの「大吟醸」グラスを使って純米酒を飲むと、サラッと喉までお酒が流れてしまい、その魅力を十分に味わうことができなかったのだそうです。
そこでリーデルは2010年に「純米」グラスの開発プロジェクトを立ち上げ、なんと約8年もの年月をかけて開発。日本全国にある日本酒の蔵元や、専門家とワークショックを繰り返し、数十種類ものグラスを使って飲み比べ、このグラスが完成しました。
まるでカクテルグラスのように広い飲み口は、飲んだ際に、たくさんのお酒がゆっくりと口の中に入り、さらにそれがよく広がるように設計されています。純米酒ならではのお米らしさと、その複雑で奥深い味わいをしっかりと感じられます。また古酒でも、香りを過度に集めすぎることなく、お酒のもつ旨みをしっかりと味わうことができるので、幅広く使えそうです。
<エクストリーム> 純米 ¥3,000(税別)
日本酒が世界中で広まってきた現在でも、大吟醸酒と純米酒の違いを理解して飲んでいる外国人はほとんどいないそうですが、この「純米」グラスが純米酒を広めてくれるメッセンジャーとなってくれるはず。日本人にはもちろん、日本酒好きな外国の方へのお土産にもピッタリなグラスです。
リーデル青山本店
- 住所:
- 東京都港区南青山1-1-1青山ツインタワー東館1F
- TEL:
- 03-3404-4456
- 営業時間:
- 【平日】11:00~20:00 【土・祝】10:00~18:00
- 定休日:
- 日曜・年末年始
- URL:
- https://www.riedel.co.jp/
更新: 2018年5月4日
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