お酒も一際おいしくなる リヤドロ「HITOIKI」コレクションの酒器|ライターに訊く当意即妙なギフトの手口
急に用意しなければならない手土産や、大切な人へのお祝いの品。なにか気の利いたものを贈りたいものですが、誰に相談すれば良いのでしょう? FOOD PORT.が目を付けたのは雑誌やWEBで活躍するライターのみなさん。東京だけでなく、時に地方へ、海外へ、飲食店や業界のキーパーソンへの取材を通じ、様々な情報が入ってくる彼・彼女たちなら、きっと素敵な贈りものを知っているはず。第8回の推薦人は、日本酒を主軸に置いて活動している浅井直子さん。大切な人への贈りものにぴったりな、素敵な酒器をご紹介いただきました。
推薦人のコメント
世界的なスペインのポーセリン(磁器)ブランド、リヤドロ。美しい造形や優しい色合いのコレクションで広く知られています。そのリヤドロが、2015年、初めて日本酒のための酒器「SAKE CUP」を手がけて、当時さっそく入手。繊細な磁器の口当たりは、冷やして飲む、心地よい甘みを持つ酒質の日本酒との相性がぴったりでした。
その第1弾が好評だったらしく、この5月22日、第2弾として「SHOT CUPS」が発表されました。第1弾と同じく、ペアのカップには、それぞれ縁起がいいとされる日本独特の文様、「七宝つなぎ」や「麻の葉」が施されています。こちらは、口が開いた形で、華やかな香りの日本酒を飲みたい時におすすめです。
こちらが第一弾の「SAKE CUPS」
1950年代のはじめ、スペインのバレンシアに窯を築いた「Lladró(リヤドロ)」。ひとつひとつ職人の手で生み出される磁器は、一目見て「Lladró(リヤドロ)」のものとわかる唯一無二の美しさ。精巧な人形シリーズが有名ですが、インテリアやアクセサリーも手掛けており、中でも話題になったのが日本酒の酒器。2015年に第一弾「SAKE CUPS」が発表され、その凛とした佇まいから、日本酒好きにとってあこがれの酒器のひとつに。本国のデザイナーが日本の文化・伝統を研究し、施したデザインは「七宝つなぎ模様」、「麻の葉模様」といった縁起物。見た目の美しさはもちろん、繊細な口当たり、持った時の感覚にもこだわった逸品なのです。
その第二弾「Hitoiki Shot Cups」が2017年の5月に発表されました。ペアで8,640 円、「Hitoiki Sake Bottle」もあり10,800 円、ともに予約作品となります。「七宝つなぎ模様」、「麻の葉模様」の文様と、しっとりとした艶感はそのままに、口元にむけて滑らかに描く美しい曲線。テーブルに置けば、まるで逆さ富士のような立ち姿です。
置いておくだけでも絵になる存在感。ぜひ「Hitoiki Sake Bottle」と揃えたいところです。お気に入りの酒器は、気分もあがり、お酒もより美味しく感じられるもの。和の食卓にも馴染む美しい白さは、テーブルの上に華を添えてくれます。
実は、この「Hitoiki」シリーズですが、お茶碗「Hitoiki Bowls」、煎茶の緑が映える「Hitoiki Tea Cups」もあり、集めたくなる心をくすぐります。
「日本酒が好きな方へのプレゼントはもちろんですが、誰もが知っているリヤドロだけに、目上の方のちょっとしたお祝いにも向いているかと思います」と浅井さん。大切な人に贈りたい、お酒をいただく時間が豊かになるプレゼントです。
RECOMMENDER 浅井直子
サケニスト。「TOKYO SAKEGRAPHY」主宰。日本酒を取り巻く人と風土の魅力に惹かれるうちに、雑誌やwebメディアでの執筆や、蔵元を招いた女性限定イベントや、DJを絡めた日本酒イベントなども主催。「日本酒を知ることは日本を知ること」「日本酒をブームではなく、カルチャーに」をモットーに、活動している。
Hitoiki Shot Cups
販売元:リヤドロ お問い合わせは「リヤドロブティック銀座」へ
- 住所:
- 東京都中央区銀座7-8-5
リヤドロブティック銀座 - TEL:
- 03-3569-3377
- 営業時間:
- 11:00~20:00
- 定休日:
- 不定休
- URL:
- http://www.lladro.jp/
更新: 2017年6月6日
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