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自家製のフレーバード・ジンを使った、ダイニング特製のスロージン&トニック|Suntory ROKU × Dinings SW3

世界中で大きなブームを巻き起こしているクラフトジン。英国のバーシーンにおいても、ジンカクテルはとりわけ注目を集め、ジントニック用のクオリティの高い“クラフト・トニック”なるものが脚光を浴びるなど、ジンを取り巻くトレンドが次々と生まれています。最近の話題は、ジンにフルーツなどを浸漬させた、“フレーバード・ジン”。地元の美食家たちに人気のある高級日本食レストラン「Dinings SW3」では、サントリーのクラフトジンROKU(ロク)をベースにした自家製のフレーバード・ジン「スロージン」を使った、鮮やかなローズ色が印象的なジントニックを冬のメニューにオンリストし、好評を得ているそうです。

日本特有のボタニカルを使って、丁寧に造られたクラフトジンROKU

2018年に英国に上陸して以来、ロンドンのスタイリッシュなバーや、高級スピリッツを扱うショップにおいてステイタスを確立させた、日本発のクラフトジンROKU。ロンドンのミクソロジストやスピリッツの専門家たちが熱い視線を注ぐ理由は、日本固有のボタニカル6種(桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子)を使用した、ROKUの繊細で複雑な和のフレーバーにあります。旬の時期に収穫し、それぞれの特徴が際立つ製法で蒸溜することで“日本の四季”をジンの中に表現。加えて、その6種のボタニカルが、六面体のボトルの各面に刻まれた気品高いボトルデザインも、日本の美を体現しています。「洗練されたシンプリシティーを感じさせつつ、個性的なフレーバーを持っている。バランスがよく、どんなカクテルにでも合わせられる万能性が、ROKUの魅力です」と語るのは、同店のバーテンダー、スティーブ・ローソン氏。

シンプルで研ぎ澄まされた味わいに、スロージンのほのかな果実味が広がる特製ジントニック

「スロージン」とは、ジンなどの蒸溜酒にスローベリー(西洋スモモの一種)を浸漬してつくるリキュールのこと。英国の家の庭によく植えられているスローベリーを使ったスロージンは、家庭でつくられる果実酒として広く知られています。日本でいう梅酒のような存在でしょうか。特に、秋に収穫したスローベリーをキッチンで漬け込んだスロージンは、クリスマスに家族で味わう飲み物として英国人に親しまれています。

「昨年の秋に摘まれたスローベリーを使った『ダイニングス』のオリジナル・スロージンは、ROKUをベースにしました。ROKUの繊細な味わいが、スローベリーのほのかな果実の甘みを上品に際立ててくれる。クリーンなフレーバーを持つROKUだからこそ生まれた、『ダイニングス』の自家製スロージンを最大限に味わえるカクテルと考えた時、やはりそれはジン&トニックであると思いました」と、ローソン氏。鮮やかで、心をウキウキさせる赤が魅力のスロージンに、ローソン氏おすすめのクラフト・トニック「ロンドン・エッセンス」を注ぎ、ガーニッシュはレモンゼスト。無駄なものを削ぎ落としたクリアでキレのあるシンプルなボディの中に、ベリーのほのかな甘みが階層的に広がります。フニッシュはアイスの上にジンジャー、シナモン、フェンネル、ナツメグ、クローブなどのエキゾティックで温かみあるアロマを持つスパイスを散らし、究極のスロージン&トニックが完成します。

「スロージン&トニック」レシピ

・ROKU をベースにした自家製スロージン 50ml
・「ロンドン・エッセンス」のトニック
*ガーニッシュはレモンゼストに、ナツメグやシナモンなどのスパイスを振りかけて香りづけする。

黒トリュフをトッピングした、ワイルドマッシュルームのそば米リゾットとのマリアージュ

ジンカクテル、特にジントニックというと、食前酒のイメージが強いですが、ROKUは日本固有のボタニカルがしっかりと出ているので、日本食と相性がいいことで定評があります。「Dinings SW3」のエグゼクティブ・シェフ杉崎正樹氏が、スロージン&トニックとペアリングしたのは、仏産のシャントレル茸や英国産のマイタケなどのワイルドマッシュルームをふんだんに使ったそば米リゾット。「高温の特別なオーブンで短時間グリルしたワイルドマッシュルームから溢れ出る滋味深さと、スロージンのスローベリー由来のアーシー(大地の土っぽさや、自然が感じられる味わい)なフレーバーが、お互いを引き立て合うペアリング」と杉崎氏は語ります。リゾットとはいえ、そば米を日本産の豆乳のチーズで仕立て、欧州産のマッシュルームと黒トリュフを贅沢にトッピングするという、現地の食材と日本のエッセンスを自由にフュージョンする、「Dinings SW3」の独特のスタイルが見事に反映された創作料理です。肉厚感のあるマッシュルームと豆乳チーズの軽さが融合した和風リゾットと、独特の重みや厚みを感じさせるROKUを使い、レモンの爽やかでライトな味わいがアクセントになっているスロージン&トニックとの絶妙なマッチング。この冬、日本食通のロンドンの美食家たちの心をしっかりと掴むこと請け合いです。

Dinings SW3

Dinings SW3

住所:
Walton House, Lennox Gardens Mews, Walton St., London SW3 2JH
TEL:
+33(0)20 7723 0666
営業時間:
Lunch 12:00-15:00, Dinner 18:00-22:30(Tuesday to Saturday),18:00-22:00(Sunday)
URL:
https://dinings.co.uk/sw3/

写真・富岡 秀次 文・長谷川 ゆか

更新: 2020年1月22日

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