読者プレゼント「毎月せとうち」第9回|島のお宝ブランド牛!「淡路ビーフ」
穏やかな海に温暖な気候、自然豊かな島々。日本で一番大きな内海の瀬戸内は、1年を通して魅力的な食材が豊富です。そんな瀬戸内の特産品を、毎月FOOD PORT.メルマガ会員の方にプレゼントする連載「毎月せとうち」。さて、今月はどんな特産品でしょうか?
淡路島のブランド牛。淡路ビーフを名乗れるは年間でわずか200頭
瀬戸内海に浮かぶ島の中では最大の面積をもち、食の宝庫として知られる淡路島。多くの特産品がありますが、淡路ビーフもその一つ。神戸ビーフと肩を並べる高品質のブランド和牛で、口溶けの良い上質な脂肪、旨みたっぷりの赤身、そして脂肪と赤身のバランスの良さが特徴です。
淡路ビーフと認められるのは、淡路島で生まれ育った黒毛和牛・但馬牛(たじまうし)の中から、淡路ビーフブランド化推進協議会による厳しい審査基準をクリアした牛のみ。
その審査基準は、淡路家畜市場において上場取引及び自家保留されたもの、兵庫県内で肥育されているもの、BMS(霜降り度)がNo.4以上、兵庫県内の食肉センターにおいて出荷処理されたもの、など多くあり、淡路島では年間約1万5千頭の牛が育てられている中で、淡路ビーフの称号を名乗れるのはわずか200頭ほどです。
口溶け良く旨みたっぷり、ほどよくサシが入った赤身
淡路ビーフの美味しさの理由として、まずあげられるのが脂肪です。人肌でも溶けてしまうほど融点が低いため、とろけるような口当たり。上品な旨みがあり、後味がサラっとしてしつこくないのも特徴です。
ほどよくサシが入った赤身は、芳醇な香りと野性味にあふれ、肉本来の旨みや甘みを存分に味わえます。但馬牛は、他の牛に比べて旨み成分であるオレイン酸やイノシン酸が豊富との分析結果もあり、噛みしめるごとに美味しさを堪能できます。
淡路島の大地でストレスなく育てられる子牛
淡路ビーフとなる但馬牛は、淡路島の穏やかな太陽を浴び、潮風が運ぶミネラルをたっぷり含んだ大地でのびのびと育てられています。
また、但馬牛を交配する繁殖農家のもとでは、子牛の血液循環が良くなるように毎日ブラッシングしてもらうなど、手をかけられ成長します。子牛を25か月以上かけて500〜700㎏ほどの牛に育てるのは肥育農家。牛たちが喜んで食べるように美味しい餌を研究し、独自に配合。暑さに弱い牛が快適に過ごせるように水をまくなど、健康に育つための環境づくりへの努力も惜しみません。
このように恵まれた環境と愛情をたっぷりかけて育てられた但馬牛の一部が「淡路ビーフ」に認定されるのです。
その品質は、目利きのシェフや地元民に長く愛される精肉店から淡路島の逸品として高く評価されています。出荷量が限られるため、取り扱っている飲食店や精肉店のほとんどが淡路島内。島に赴いた際にはぜひ試してみたいですね。
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文・若松 真美
更新: 2020年5月13日
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