✈︎WORLD FOOD PORT. ニューカレドニア発・かわらない食文化が魅力
フランスの海外領土であるニューカレドニアの海の綺麗さは素晴らしく、サンゴ礁は世界遺産に登録されているほど。
そんなニューカレドニアの食文化ってどうなっているの??
18年前にニューカレドニアに足を踏み入れた途端、虜になってしまったAKANEさん。
ここ数年も足しげくニューカレドニアへ!
「いつ訪れてもかわらない魅力」のニューカレドニアの食文化についてレポートしていただきます!
海産物の宝庫「ニューカレドニア」
まず、突然ですが「天使の海老」ってご存じですか?
ニューカレドニアに滞在すると、どこのレストランでも「天使の海老」のボイルに出会います。これはニューカレドニアの誇る海の宝物。
天使の海老
フランスでは高級食材として重宝されていますが、ここ最近では、日本のレストランでも味わえる場所もあるそうです。
この「天使の海老」ですが、少し小ぶりで生の状態は透き通るような青白さ。熱が入ると肌色になります。シンプルな料理だからこそ、大自然の中で育った海老のプリプリ感と奥深い甘みにメロメロになること間違いなしです!
私は、老舗フレンチレストラン「ミレッティガスコン(Le Miretti Gascon)」で食した蟹の詰めものと天使の海老のボイルの虜になり、一昨年も昨年も欠かさず食べているのです。
対照的に離島にわたれば、カニやヤシガニのゆでたてをそのままをパクリなのですけどね。
ヤシガニ
蟹の詰め物
忘れてはいけない「ブーニャ料理」
ニューカレドニアの伝統料理といえば、原住民であったメラネシア人が、祝いごとがあると必ず食べるといわれている「ブーニャ料理」。
タロイモを魚やチキンとともにココナッツミルクなどで味付けし、バナナの皮で蒸す料理です。
ラストロラブ(L’ASTROLABE)のおしゃれブーニャ料理
ニューカレドニアに足を運んだ以上一度は味わいたい料理の一つですね。
島などでは、かなり原始的な調理で食べさせてくれる場所もありますが、ヌメアのレストランでは、観光の方向けにも様々なアレンジが加えられたブーニャ料理が楽しめるようになっていますのでご安心ください!
ヌメアに住んでいる方々が食糧調達をする市場でもタロイモは、主役の位置を獲得しています。
市場に並ぶタロイモ
多国籍食文化
島の中心都市、ヌメアにはフランス文化が誇る豪華なフレンチレストランもあれば、家庭的料理を楽しめるカジュアルなレストランも多数あります。また、良いレストランの集まる場所はヌメアのアンスバタ地区に集結されています。
フランスの海外領土というだけのことはあり、バスク地方、アルザス地方、ブルターニュ地方、ノルマンディー地方といったフランス本国のほとんど代表的な地域の料理が味わえます。そしてそのどれもが美味なのです!
もちろん、カフェでカフェラテもリンゴのパンケーキも堪能できますよ。
パリよりもかなりお値打ち価格ですけどね。
バスク料理とリンゴのパンケーキ
その他、街の中心の公園、ココティエ広場にでている屋台のスナックもなかなかなもの。
私はハルマキとサモサを購入。
屋台のスナック
サモサなどからもわかるように、アジア料理も人気でインドネシア、ヴェトナム、または中国料理まで幅広く楽しめるので、食のホームシックにかかることはほとんどないでしょう。唯一、イタリア料理のパスタのレベルはあまり高くないのでお勧めいたしません(笑)
海の上のレストラン
日本からニューカレドニアまでは、直行便エアカランで8時間半。
ぜひ天国に一番近い島の魅力あふれる食文化を味わってみませんか?!
更新: 2013年7月17日
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