【こだわりの一皿】 フレンチトースト「サラベス」|恵比寿
人気レストランの思いを「この一皿」の誕生秘話を通して発信します。弊社編集部員が足を運び、ファンになっているお店のみの掲載です。
「サラベス」がNYに誕生したのは、1981年のこと。
活気溢れるニューヨークの朝、店頭から伸びる行列は、マンハッタンの風物詩となり、レストラン格付けガイドブックザガット・サーベイでは「ニューヨークNO.1デザートレストラン」、「ニューヨークでブランチを食べたいレストラン」にも選出され、「New York Magazine」では “文句なしのニューヨークの朝ごはんの女王” と形容された名店だ。
そんな「サラべス」が日本へ上陸したのは、2012年11月。
http://pre2016.foodport.jp/news/20121016/1527.html
「このオープンまでには、弊社スタッフの努力の積み重ねがあったからこそなんです」
と、日本の運営を行っている株式会社WDI JAPANマーケティング部の玉城 潤一さん。
「そもそも、サラベスの味に惚れ込んだ弊社代表がアプローチをしたところが始まりなのですが、遠い海の向こうにお店をだすという考えは、サラベス本人にはまったくなかったようで、初めはお断りをされていたんです。しかしながら海外に精通した弊社のシェフ2名とともに粘り強く交渉を続け、シェフの実力と情熱を受け入れてもらう事ができました。その結果、日本でもサラベスの繊細な味わいもすべて再現できるというお墨付きをいただき、日本への出店が認められました」
オープン以来、衰えることなく人気を博している「サラベス」から、今回は代表メニューの「フレンチトースト」を紹介する。
このフレンチトーストの大きな特徴の一つが、「ハッラー」と言われるパンだ。
サラベス家に伝わるオリジナルレシピで作った「ハッラー」というシンプルな味わいのパンを創業以来使っているのだという。
日本においても、そのオリジナルレシピのままで特注したパンを使っているのだという。
このパンのふんわりした柔らかさと優しい甘さが、最高のフレンチトーストを作り上げているのである。
「当店では、パンが主役なので卵液には5,6秒サッとくぐらす程度。そしてフライパンではなく、専用のホ鉄板で焼き上げます。この工程はすべてNYと同じです」
そして、最近は日本のオリジナルメニューも展開を許可されたという。
「実は、弊社に昨年入社した近藤真理子というパティシエがいるのですが、彼女はニューヨークの調理学校『CIA』を主席で卒業後、『Bouchon Bakery』ほかNYの人気ペストリー店で研鑽を積んだ経歴を持っていることで、サラベスから絶大な信頼を得ており、日本のオリジナルメニューの開発を任されたのです」
今では店舗限定メニューなども登場し、人気はますます高まっている。
4月には国内4店舗目となる大阪への出店も決定。
ますます、サラベスの魅力が開花していく。
マーケティング部 玉城潤一さん
PR会社を経て、株式会社WDIへ入社。
マーケティングチームに所属し、すべての業態の広報をおこなう。
サラベス 代官山店サラベス ダイカンヤマテン
- 住所:
- 東京都渋谷区恵比寿西1-35-17
T-SITE Station2階 - TEL:
- 03-5428-6358
- URL:
- http://www.sarabethsrestaurants.jp/
更新: 2015年2月12日
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