PEOPLE

食に携わる注目の人物をインタビュー

|血統の一皿[19]|
名店から生まれたセカンドライン
EPISODE 19
黒毛WAGYU BARU&STEAK HACHI -表参道- 【李日生さん】

19 「黒毛WAGYU BARU&STEAK HACHI」肉バル/表参道

とろけるような黒毛和牛や滋味深い韓国家庭料理を食せると評判の「焼肉 鉢山」。そのセカンド店が、昨年の10月8日にオープン! 名店で培ったルートを活かしたメニューには、上質な黒毛和牛を使ったテリーヌやリエット、スズキのオイルサーディン等、食材にこだわったバル料理が並びます。

素材勝負のイズムを受け継ぐ 名焼肉店の新業態

表参道の骨董通り沿いに置かれた看板に導かれてアプローチを進み、右に折れると現れる隠れ家のごときエントランス。店内に歩を進めれば、温かみのある空間が顔を覗かせます。「内装に本店と同じくレンガや深い緑色を用いたのは、『焼肉 鉢山』のテラスをイメージしたからです」とは、オーナーの李日生さん。そもそも、バルとレストランの中間に位置するこの新業態の店を出そうと思ったのは、「長らく素材勝負でやってきましたが、ふと網で焼く以外の調理法でもうちのお肉を食べて頂きたいと思ったんです。とはいえ、当たり前のことをやっても人の胃袋はつかめません」との理由から。そこで、考えたのがサーロインステーキを使ったサンドイッチ。外はパリパリ、中はもちもちの食感の全粒粉のパンにはさむのは、ジューシーな黒毛和牛と玉ねぎ、バターのみ。肉本来の味を楽しんでもらいたいからと、ソースを使っていないサンドイッチは、素材の美味しさが際立つシンプルイズベストな逸品です。A5ランクの黒毛和牛の雌牛のみでつくったユッケもおすすめ。味付け用のコチュジャンは別添えになっているので、最初は赤身肉そのもののしなやかさやコクを堪能し、その後にコチュジャンを混ぜ込むといった2通りの楽しみ方ができます。「本店と共に肉を仕入れているので、このお値段を実現できました。なかには原価80%を越える品もありますが、値段をあげた結果美味しいものを腐らせてもしょうがないですから」と笑う李さん。種々のクラフトビールやワインと共に、後引く美味しさの品々を堪能しましょう。

1ST 焼肉鉢山

閑静な住宅街に佇む『焼肉 鉢山』は、上質な黒毛和牛のみを使用した焼肉とオモニが丹精込めた韓国家庭料理が味わえる店。厳しい目で選んだ素材を肉の特性を知りつくした経験豊かな職人がカット。厚切りの牛タンやハラミが食せるコースは、丁寧に作られた前菜も人気なのだとか。
焼肉 鉢山
03・6416・9429 
東京都渋谷区鉢山町10-13 
17:00~23:00LO 
無休

黒毛WAGYU BARU& STEAK HACHIクロゲワギュー バル アンド ステーキ ハチ

黒毛WAGYU BARU& STEAK HACHI

住所:
東京都港区南青山5-4-27
バルビゾンビル104-105
TEL:
03・6427・9429
営業時間:
11:30 ~15:00、18:00~25:00LO(土17:00~23:00LO)
定休日:
日曜日

Photo 大谷次郎 Text山脇麻生

※こちらの記事は2016年1月20日発行『メトロミニッツ』No.159に掲載された情報です。

更新: 2017年3月20日

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