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野菜、米、肉、スパイス、塩も手作りに挑戦。11月19日、映画『カレーライスを一から作る』公開。

アフリカで誕生した人類が気が遠くなるほどの時間をかけてどのように世界中に拡散していったか、その足跡を南米の最南端からタンザニアまで、逆ルートでたどる旅「グレートジャーニー」を10年かけて達成した探検家の関野吉晴さん。彼は今、武蔵野美術大学で一風変わった課外授業をしているそう。例えば、手作りのカヌーでインドネシアから沖縄まで旅したり、船作りに必要な斧を砂鉄集めから始め、“たたら製鉄”の手法で作ったり。そんなゼミのテーマの中で2015年から始まったのが「カレーを一から作る」という試みでした。

この授業の模様を9カ月に渡って追ったドキュメンタリー映画『カレーライスを一から作る』が11月19日(土)からポレポレ東中野で公開されます。関根さんは「モノの原点がどうなっているかを探していくと社会が見えてくる。学生たちにはカレー作りを通して色々なことに“気づいて”もらいたい」と授業のネライを語りますが、なにからなにまで、本当に“一”からなのです。野菜やお米はもちろん、ほろほろ鳥、スパイス、塩、さらにはお皿まで。

学生たちにとって経験したことのないことばかり。思うように育たない野菜を見て「化学肥料を使ってもいいのではないか」「いや、使うべきではない」と意見が分かれたり、一生懸命育てた鶏を前にして「殺すのを止めよう」「いや最初から食べるために飼ったのだから屠るべきだ」と議論が巻き起こったり。

“食べる”ということは“命をいただく”ということ。当たり前のことですが、忘れてしまいがちなことを、ストレートに真正面から突き付けられた学生たち。最終的にはカレーをいただくわけですが、それまでの葛藤や、気持ちの揺らぎに、私たち大人も考えさせられることが多くあるはず。1食1食を大切にしたくなる、そんな映画です。

カレーライスを一から作る

カレーライスを一から作る

日程:
11月19日(土)よりポレポレ東中野にてロードショー
製作・配給:
ネツゲン
監督:
前田亜紀
プロデューサー:
大島新 
(C)2016年/日本映画/カラー/96分/©ネツゲン
URL:
http://www.ichikaracurry.com/

更新: 2016年11月10日

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