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フレンチ、スパニッシュの要素をセンス良く融合した濱口イタリアンの新境地。「セルサルサーレ」が恵比寿に移転オープン!

三宿の交差点近くに2014年にオープンした「sel sal sale(セルサルサーレ)」。フランス語でsel(セル)、スペイン語でsal(サル)、イタリア語でsale(サーレ)と、“塩”を三か国語で表した店名の通り、イタリアンをベースにフレンチ、スパニッシュのエッセンスを加えた料理がいただけます。そう書くと創作料理に聞こえてしまいがちですが、然にあらず。イタリアンのしっかりした骨格があり、センス良くそれぞれのエッセンスを足し引きし、シェフの濱口昌大さんにしか作れない1皿とコースの流れを作っているのです。だからこそ、駅から離れた隠れ家的な場所ながら地元のお客さんはもちろん、多くの美味しいもの好きに愛されていたお店なのですが、この5月10日に恵比寿に移転することに。

濱口さんは、イタリア料理に魅了されマリオ・フリットリ氏が営んでいた「Ristrante Luxor(リストランテ ルクソール)」で修業を始めます。フリットリ氏はロンバルディア州パヴィア出身、トスカーナ州で育ち。ファームレストランを営む家族のもとで生まれ、パスタの神様と言われたアンジェロ・パラキッキ氏に師事し、さらにフレンチの巨匠ポール・ポキューズ氏のもとで研鑽を積んだという人物。その後「六本木農園」でシェフを務めた後に渡伊しプリーア州にあるミシュラン1つ星のレストラン「Ristorante Sotto l'Arco (リストランテ ソットラルコ)」(ミシュラン1つ星)で修業。さらに北欧を含めたヨーロッパ10カ国を巡り各地のワイン、食文化を学び帰国したという経歴の持ち主。

窓を大きくとって、ウッディーなインテリアでまとめられた店内は解放感がありとても気持ちのよい空間。おすすめはカウンター席で目の前で出来上がっていくお皿を眺めながらお食事することができるのです。土・日・祝とランチ営業も始め、絶品パスタがいただけるのですが、やはりヨーロッパ各地の食文化を吸収してきた濱口さんの本領発揮をいただくなら5,500円のコース1本のディナー。まずは長崎県産の天然真鯛のカルパッチョを添えたカッペリーニの一口パスタ。旨味が凝縮された真鯛の酸味とつるつるカッペリーニが爽やかに喉を通ります。

続いてはカキとマスカットを合わせた1品。カキ自体の塩み、マスカットの甘み、そして下に隠れているカブのピュレの甘みが相まってなんとも美味。

続いて、3時間ほどオイルでカリカリに揚った鮎のフリット。頭から尻尾までいただけるので、フォークでつぶして、オリーブのパウダーと春菊を使ったペーストと絡めながらいただきます。この料理にはサラダが添えられていて、そのサラダと一緒にいただくのも美味しいのです。

そしてこちらがカツオを使った一品。ナスのペーストにゆばのスプーマにじゅんさい、そしてミョウガのピクルスを添え、ゆばのスプーマでまとめたもので、和食の趣きに。それぞれの食材、味付けが見事にまとまっています。

そして濱口さんのスペシャリテであるエスプレッソ風味の食パンに載せたフォアグラのブリュレ。もうこのメニュー名だけで美味しいことは間違いないのですが、パンのしっとりもちもち感とコーヒーの風味に外側をパリッとさせたフォアグラのうまみが最高の相性なのです。

〆はBBQのイカ料理をイメージしたというリゾット。テーブルに運ばれてくると立ち上がるイカの美味しい香り。焦がしたイカで出汁をとって、具材にも見事に火入れされたイカを、そしてグリーンのソースはパクチー。焦げたイカの苦みとパクチーの爽やかな苦みの重なりが香りとともに口の中に溢れます。何度でも食べたくなる忘れがたい1品です。

と、ディナーコースの一部をご紹介しましたが、この日のようにイタリアン色が強い日もあれば、スペイン色が強い日もあったり。さらに「6月は南アメリカをテーマにやってみようか考え中です」と語る濱口さん。訪れるごとに異なる表情を見せ、良い意味で期待を裏切り続けるそのバイタリティは、恵比寿でもきっと多くの美味しいものすきを呼び寄せるに違いありません。恵比寿に移転した「sel sal sale(セルサルサーレ)」の今後にぜひご注目です!

sel sal saleセルサルサーレ

sel sal sale

住所:
東京都渋谷区恵比寿西1-16-7
ハギワラビル 1F
TEL:
03-6416-5230
営業時間:
18:00~21:30LO、土日祝のみランチ12:00~13:30LO
定休日:
月曜日
URL:
https://www.facebook.com/selsalsale?ref=hl

更新: 2017年6月1日

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