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第17回 相良 彩恵さん
お肉を使って自家製パンチェッタ

相良彩恵さんの本業は、お肉を中心とした加工品の企画営業。お取引先様への提案の際には、メニュー提案も行うことからキッチンに向かっている時間も多い。
そんな相良さんは、月に一度、食空間コーディネートの先生と一緒に料理教室を開催中。
「いつも業務用の開発を行っているので、仕込みポイントや手順の短縮などは意識しながら教えています」
とのこと。
今回は、豚バラ肉を使用した簡単パンチェッタの作り方を伝授。そしてそのパンチェッタを使った料理レシピ2点をご紹介いただきました!

手軽においしいものを作りたい

「そもそも、『パンチェッタを自分でつくる=すごく難しいこと』という意識をお持ちの方が多いと思うのですが、豚バラスライスでもできるんですよ!しかもものすごく簡単に!」
との相良さんの話を聞き、現物を見せてもらうと考えは一変。しかも、
「キッチンペーパーをきちんと取り換えれば日持ちするんです」
とのアドバイスを聞き、さらにテンションが上がる編集スタッフ。
ちょっとしたひと手間が料理上手への近道のようだ。
「パンチェッタの定番レシピには砂糖の記載はないと思います。ただ、お砂糖を少し使用すると、浸透圧の関係で、余分な水分が出て旨味は残るんです。
こういった知識や情報は、やはりメーカー様との日々のやりとりの中で吸収できています」
というプロの知識を一般の料理に落とし込むというスタイルは生徒さんにとっても魅力的だ。
パンチェッタを作りおきさえしておけば、今回提案いただいた「アマトリチャーナ」や「マッシュルームと蓮根のサラダ」にもササッと活躍してしまう。

日本のアイデアをもっと知らせたい

豚バラスライスをパンチェッタにするというアイデアは、イタリア人には生まれないかもしれない。
日本人ならではの発想や考え方だろう。
「そうなんです。やはり、日本の食に対する意識って自分たちでも気が付いていない魅力がたくさんあるんです。最近台湾の方とのお仕事をさせているのです が、先方が興味を持っているのが日本のお味噌、甘酒をはじめとする発酵食品なんです。今回はお味噌を作るところを見学するツアーを計画中です。」
と世界との懸け橋も行う相良さん。
「もっと日本の食文化を見なおすことにも力を入れたいですし、子供たちへの食育にも関わっていきたいです」
まだまだ夢は尽きない。

|自家製 簡単パンチェッタ|

<材料>
豚バラスライス:300g
塩:3g
砂糖:1g
ハーブミックス:0.5g

<RECIPE>
① 塩、砂糖、ハーブミックスを混ぜる

② 豚バラスライスの裏表にまんべんなく①を振りかける。

③ キッチンペーパーで②をはさみ、水分をキッチンペーパーで吸い取れるようにする。

④ ③をラップでしっかり包み、冷蔵庫で一晩おく。

<POINT>
翌日から使えます。キッチンペーパーを取り替えれば2〜3日は持ちます。

|ペンネアマトリチャーナ|

<材料> 2人分
玉ねぎ(繊維に沿ってスライス):100g
パンチェッタ(約1cmスライス):80g
トマトホール缶(トマトを潰す):200g
白ワイン:大さじ1
鷹の爪(半分に割って種をとる):1本
塩:少々
イタリアンパセリ(粗みじん):少々
ペコリーノチーズ:お好みで
ペンネ:160g

<RECIPE>
① フライパンに玉ねぎ、パンチェッタ、鷹の爪を入れて弱火にかける

② フライパンが温まってきたら中火にし、パンチェッタから脂が出る様炒める。

③ ②に白ワインを入れ、強火にし、トマトホールを入れる。

④ 沸騰するまで強火にしておき、沸騰したら塩で味をつける。

⑤ 茹でたペンネを④に入れ、和える。

⑥ 仕上げにイタリアンパセリとペコリーノチーズを振りかける。

|マッシュルームと蓮根のサラダ|

<材料>
パンチェッタ(5mmスライス):40g
ケッパー(粗みじん):5g
ミニトマト(8ツ割):5個
ニンニク(みじん切り):1かけ
イタリアンパセリ(粗みじん):3g
オリーブオイル:大さじ1
白ワイン:大さじ2
マッシュルーム(スライス):5個
蓮根(スライス):100g 塩、胡椒:適量

<RECIPE>
① マッシュルームは極薄切り、蓮根はスライスして酢水につけ、沸騰したお湯でさっと茹でて、水気を切る。

② マッシュルームと蓮根を混ぜ、お皿に盛る。

③ フライパンにオリーブオイル、パンチェタ、ニンニク、ケッパーを入れ、火かける。

④ 香りがでてきたら、ミニトマト、イタリアンパセリを入れる。

⑤ トマトに火が入ってきたら、白ワインを入れ、一煮立ちしたら②にかける。

相良 彩恵 (さがら さえ)

相良 彩恵 (さがら さえ)

大学卒業後、写真関係の一般企業へ就職。
その後、スローフードに興味を持ち、イタリアへ短期留学。
本場のイタリアレストランで働き、飲食の魅力にはまっていく。
帰国後、健康食品会社にて企画開発を行った後、業務用食品開発担当としてコスミックダイニングアンドアソシエイツ株式会社へ入社。
その後、系列企業のフードラボ株式会社へ転籍。
現在に至る。

更新: 2013年11月27日

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