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編集部が訪れた美味しい名店『足跡レストラン』|CHACOあめみや|千駄ヶ谷

連載「足跡レストラン」では、編集部が行きつけのお店や、注目しているエリアの名店など、実際に足を運んで、食べて、飲んだレポートをお送りします。

今回は通称「ガヤキタ」と呼ばれる、北参道と千駄ヶ谷界隈のステーキハウスを訪問。古くはジーンズの名店「Denime(ドゥニーム)」があり(2015年に閉店)、2000年ごろには中原慎一郎氏率いるランドスケーププロダクツの「Playmountain(プレイマウンテン)」、「Tas Yard(タス ヤード)」が。さらには「Ron Herman(ロンハーマン)」の千駄ヶ谷店が2011年に上陸…。と、なんとなく、じわじわと盛り上がりを見せてきたエリアですが、ここ最近の飲食店のオープンが目まぐるしいのです。

予約の取れない人気店だった元「restaurant bacar(レストラン バカール)」の石井シェフの新店「sincere (シンシア) 」。「L'Effervescence (レフェルヴェソンス)」、「OREXIS(オレキス)」を経て独立した小林シェフがオープンした「L'Octave Hayato KOBAYASHI(ロクターヴ ハヤト コバヤシ)」。オーストラリア食文化の発信基地「TERRA AUSTRALIS(テラ・アウストラリス)」などなど、実力派なお店がどんどんオープン。本格的にガヤキタの波が来ている予感です。

そんな中、1979年の創業から実直に、暖炉窯でステーキを焼いている老舗があります。「CHACOあめみや」に足を踏み入れると、レンガ壁にシンプルなインテリアが配置されたレトロな内観が目に入りますが、それよりも煙がもくもく! それもそのはず、ダイニングにある入り口近くの暖炉の炭火でお肉を焼いているのです。ディナーでは1kgの塊肉を豪快に焼いたリブロースステーキが名物ですが、もうひとつの名物がランチで提供される40食限定のハンバーグ。これがまた思い出に残る味わいなのです。

昼時になればお店は常に満席。14:00のラストオーダーまで次から次へとお客さんがやってきます。ランチメニューにはメインに、サラダ、ライスorパン、食後のドリンクorシャーベットがセットになっているのですが、席に着くや否やデフォルトのサラダが供されます。ドレッシングは2種類。酸味の効いたフレンチドレッシングと、サウザンアイランド。サラダをいただきながら、遠目に暖炉で焼かれる自分の肉を眺めつつ、ハンバーグを待ちます。

そして登場したハンバーグ。厚さはおよそ1センチ。付け合わせはコーン、インゲン、ニンジンと、アルミに包まれたジャガイモ。ハンバーグにナイフを入れて開いてみると切り口はレア。これほど火入れの妙を感じるハンバーグがあるでしょうか。外側は香ばしく、噛めば噛むほど、優しく塩コショウされた肉の旨みが滲み出ます。コク深いデミグラスソースと、上に乗ったバターの甘みが、肉の旨みを引き立てます。ちなみに、メニューには「ハンバーグW」があるのですが、ポーションを大きくするのではなく2枚での提供。均等に火入れができる、この薄さに美味しさへのこだわりがあるのでしょう。

きっとこのハンバーグを食べるためだけに千駄ヶ谷にまた来てしまう。非常に中毒性のある肉々しい食感と味わいです。そして、次は夜に塊肉を!という具合に、何度も通いたくなる「CHACOあめみや」。長く続けられているのも納得です。

CHACOあめみやチャコアメミヤ

CHACOあめみや

住所:
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-7-12 B1F
TEL:
03-3402-6066
営業時間:
11:30~14:00LO、17:00~22:00LO、日・祝17:00~21:00LO(土曜日はランチお休み)
定休日:
月曜日

更新: 2016年9月30日

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