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✈︎WORLD FOOD PORT. パリ発・今、ハンバーガーが熱い!

「あそこのハンバーガー食べたよ」というのがあいさつ代わり?!とまではいかないけれど、美味しい、お洒落と評判のパリのカフェメニューには“Le Burger”の文字が並ぶ。
今、フランス人たちの間で、ハンバーガーが人気である理由は?
今回は、パリ発・ハンバーガーの旅としてご紹介!

Glou www.glou-resto.com/

Glou

まずは、2009年1月のオープンから引き続き人気のレストラン「Glou」に。
オーガニック食材を中心に健康にも気を使ったメニューが並ぶ中、ありました“Le Burger 100% Aubrac haché à la commande”=オブラック産の牛肉100%のル・バーガー!それもメニューに一言「注文を取ってから叩きます」と。これは期待できそう。
前菜には今日のお勧めから“couteaux à la plancha ”=マテ貝の鉄板焼き(というと急に日本の海の家風ですね)、メインのハンバーガーには、新ジャガのソテー、サラダが添えられてきた。ゴマやアマニ種、ケ シの実入りの香ばしいバンズ、しっかり180gパテにはとろりチーズがかかっている。そしてフレッシュトマトではなく、ドライトマトであるところも味わい がある。

bioburger bioburger.info/

bioburger

さて2軒目、いつも並んでる「bioburger」。
1827年に完成した長さ190メートル Passage Choiseulのほぼ中央に位置。Passageとは屋根のある歩道、アーケード街のような場所のこと。今ではレストランや服飾店が軒を連ねる商店街になっている。
メニューはbioburger 7種類から1つ、自家製フリットかサラダを選び、それに飲み物かデザートを選べて10ユーロ。
この日はベーコンバーガー+フリット+bionadeのオレンジジンジャーをお持ち帰り。ハンバーガーと炭酸飲料の切っても切れない関係も、甘すぎない オーガニックのジンジャーエールなら少し罪悪感も軽減するかも。次は一日8個限定のお豆腐のヴェジタリアンバーガーを試してみたい。

Le Camion Qui Fume www.lecamionquifume.com/

Le Camion Qui Fume

お次は、「Le Camion Qui Fume」でのランチ。
ここは、アメリカ人女性Kristrin Fredericがパリの料理学校を経て、アメリカのフードトラックコンセプトを輸入し開店。今では多くのメディアに取り上げられ大成功!HPで1週間の 出店場所を告知、その日の情報はSNSに書き込まれる。Twitterのフォロワーは1万人を超え、その人気が伺える。
当日は12時を過ぎたばかりなのに、既に20人を超える行列。
5人の男性が自分の持ち場を守って黙々と作業する姿を眺めつつ、待つこと30分。友人はクラシックバーガー、私はカンパーニュで+フリットのセット(10 ユーロ)を注文。10枚近いパテが鉄板に並び、両面を焼いた後で一つずつ紙の箱で覆い少し蒸し焼きに。約15分後、番号を呼ばれると不思議な達成感を感じ 思わず笑顔になる。2センチはある厚いパテは、中がほんのり赤みを帯びて、焼き加減がちょうど良い。
昼はPorte MaillotかMadeleine、夜はフランス国立図書館側のMK2という映画館やイベントなどに出没するので、場所はサイトで要確認。

Cantine California www.cantinecalifornia.com/

Cantine California

お次は、今年4月に始動したフードトラック「Cantine California(=カリフォルニア食堂)」。
ここの売りは100%オーガニック食材をローヌ・アルプ、ペイ・ド・ラ・ロワール、そしてポワトウの生産者から直接仕入れること。
脱サラして始めたJordan Feildersはサンフランシスコ出身。フランスの素晴らしい食材とアメリカのストリートフード文化の融合を目指している。
クラシックバーガーとフリットのセット(11ユーロ)を注文。
出来上がったら名前を呼ぶね、とのこと。この下の名前を呼ぶシステム、すごくアメリカ的だと思う。一口目。旨い! ステーキタルタルのような半生のパテ、 味のしっかりしたトマト、食べ頃のアヴォガド、炒めた玉ねぎの甘さ、歯応えのあるピクルス、シャキシャキのレタス、アクセントの生の赤玉ねぎ。フリットも イモの甘さとよい塩加減。最後の一口まで美味しくいただき、ボリュームも満点。
こちらもサイト(www.cantinecalifornia.com/)、SNSでその日の場所を確認!Marchè St Honorè、Marchè Raspailを中心にアートイベントなどに出店している。

H.A.N.D. Have A Nice Day 39 Rue de Richelieu, 75001 PARIS

HAND(Have a nice day)

最後は、「HAND(Have a nice day)」というほんのり幸せな名前のお店。内装にも力を入れていて、フランス流のアメリカといったデコでアンティークの家具が並ぶ。
この日はベーコンバーガーに、フリットとコールスローを半分ずつオーダー(13ユーロ)。ボリュームもあり、コストパフォーマンスも良いが、何よりも雨が降っても座って食べられる。

今回巡って感じたこと。パリでハンバーガーが人気である理由は、新鮮なオーガニック食材等を使い、味にこだわり、その場で丁寧に調理し、作り置きや化学調味料の使用を避けるなど既存のファストフードとは一線を画したことにもあるように思う。
また、アメリカ文化のフードトラックという真新しさに加え、レストランやビストロの料金が軒並み値上がりするなか、10ユーロ前後で手軽に話題性の高い食を試せることも要因に思う。
まだまだ噂のハンバーガーはパリ中に散ばっているので、これから暫くバーガー巡りの旅は終わらなさそうだ。

更新: 2012年11月13日

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