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✈︎WORLD FOOD PORT. オーストラリア発・メルボルンのカフェ文化

カフェ文化と言えば、欧州もしくはアメリカというイメージですよね?
ところが南の国、オーストラリアにおいても『カフェのミシュラン本があるほど盛り上がっています』という情報が届きましたよ。
今回は、オーストラリア在住のアンダーソンあけみさんにメルボルンのカフェ文化をレポートしていただきます!

信号の数よりカフェの数が多い?

多種多彩な食文化、コスモポリタンで活気に満ち、笑顔であふれ、世界的なイベントも数多く行われ、大自然にも恵まれているなど、あげるときりのない素敵情報満載の街メルボルン。
今では、住みやすい町、世界ナンバーワンに選ばれているのもうなずけます。
しかし以前の私のオーストラリアに対するイメージは、おそらく大多数の方と同じくコアラ、カンガルー、 大自然、そして面白みの無い食文化というものでした。
そのため、メルボルンを初めて訪れたとき、ヨーロッパ情緒あふれるお洒落な通りに、センスの良いお店が並ぶグルメ&ファッション天国であった事に驚きました。
そして特に美味しいコーヒーの飲めるおしゃれなカフェの多さに心躍らされたのです。
そう、メルボルンには“信号の数よりカフェの数が多い”と言っても過言ではないほど街を歩くとカフェがそこかしこに点在しているのです。
今回は、つい最近カフェのミシュラン本まで発行されてしまった、メルボルンにはなくてはならないカフェについてお伝えしていこうと思います。

カフェの多さはお伝えした通りですが、コーヒー消費量を調べてみたところ、なんと毎日30トンのコーヒー豆がメルボルンの港に入り3百万杯のコーヒーが毎日飲まれているんだそう!
それくらいカフェ文化は人々の暮らしにとけ込み、無くてはならない存在になっているとともに、毎日その場所で様々なドラマが生まれているのです。

カフェが生み出す風景

“今日も行きつけの カフェのカウンターで、いつものカプチーノを頼みいつもの窓際の席に腰をおろす。
かわいい声のする方を見るとベビーチーノと呼ばれるカプチーノに使われる泡立ちミルクにカカオパウダーをかけてマシュマロを上にのせたカップをスプーンでかき混ぜている青い瞳の男の子。
その横で日焼けしたギリシャ系のパパは日本で言うアメリカンコーヒーのロングブラック、おしゃれな服をまとったイタリア系のママは甘めのラテを楽しんでいる。

ふと隣の席に目をやると小さめのテーブルに品の良い老夫婦がちょっと遅めの朝食にポーチドエッグを乗せたトーストをほおばりながらアイリッシュなまりの英語でのんびりと話しをしている。 外のテーブル では真っ青な空の下でサイクリングの仲間達がわいわいと気持ちよい風を感じながらマキアートやショートブラック等それぞれの好みのコーヒーを手にして一息ついている。”

座っているだけで メルボルンの多民族文化の空気を味わう事ができ、自らをも風景の一部になる事ができるカフェ空間が私も大好きです。
ちなみにラテとカプチーノの違いはミルクの泡の量で、ホットミルクとミルクフォームの比率が1:1のものをカプチーノ、1:2のものがラテといわれています。

バリスタも人気

こんな素敵な光景が広がるカフェには 笑顔で注文を受け、テーブルにコーヒーを運んでいるバリスタと呼ばれるコーヒーを作る人が欠かせません。
手際よく何杯ものコーヒーを一度に作りあげる、バリスタの姿には目を奪われてしまいます。
バリスタになるための専門学校も多く、1日コースや、ラテアートまで学べる短期コースもあり、観光客にとっても英語の勉強とコーヒーの勉強ができるため、とても人気になっています。

メルボルンに来て美味しいコーヒーに魅了され、バリスタになる夢を持った日本人を私はたくさん知っています。
そしてカフェ巡りをしてカフェブログを書いている日本人もたくさんいます。
ここ、メルボルンのカフェは老若男女、人種も問わず、子供から大人までが日常の幸せを感じられるのです。ここまでカフェが街に増えた理由はそこにあるかもしれません。

そんな私も全く期待していなかった、オーストラリアで味わえる本当に美味しいコーヒーに毎日幸せを感じているのです。
もちろんこの記事もお気に入りのカフェで書き上げている事は言うまでもありません。

更新: 2013年9月18日

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