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✈︎WORLD FOOD PORT. イタリア発・フランチャコルタのワイン

日本人はイタリアが大好き!パスタにピザにイタリアワイン。
そんな食材の宝庫、イタリアにはまだまだ知られていない商材がたくさんあります。
たとえば、「フランチャコルタ」。地域名であるとともに、発泡ワインの呼称なんですよ。
ご存じでしたでしょうか。今回は、この「フランチャコルタ」のワイナリーに足を運んだ、FOOD PORT.編集長のレポートをお伝えいたします。

イタリアの「フランチャコルタ」って?

今回、欧州出張時に偶然にも知人の声掛けによりフランチャコルタ(地域)へ足を運ぶことができました。場所は、ミラノより車で1時間ほどの静かな田園地帯。

フランチャコルタという呼び名ですが、なんとイタリア語で男性名詞だとワインをさし、女性名詞だと産地の領域と豊かな自然環境を表すそうです。

ワイン「フランチャコルタ」の特長ですが、製造工程が「シャンパーニュ」「カヴァ」と同様ということ。
瓶内二次発酵方式で造るワインの中で、ワイン名、生産地域、生産方式を一つの言葉だけで正確に表すことができるのはヨーロッパではこの3つのワインだけなのです。
そんな前情報をお伝えした上で写真とともに紹介するのが、「フラテッリ ベルルッキ」という代々継承されている家族経営の小さなワイナリー。
13世紀に建てられた建造物の中でワインは製造されていました。

ワイナリーの中には当時描かれたフレスコ画があるなど歴史と趣を感じずにはいられない空間。
魅了されたのはいうまでもありません。
もともと小さい生産者が多いため、非常に丁寧に作られている上、それぞれの個性が引き立っているという印象だったフランチャコルタですが、実際にワイナリーを見てさらにその思いは強くなりました。

この「フラテッリ ベルルッキ」のフランチャコルタは近く日本でも愉しむことができるよう、前向きな話が進んでいるとのことです。

フランチャコルタ品質保護協会

フランチャコルタの地域では、16世紀から高級ワインが造られてきていたようですが、今のフランチャコルタ(ワイン)の歴史は1961年から始まっています。

当時は11の生産者で葡萄畑の総面積は29ヘクタール、生産量は2000ヘクトリットル。それが、2010年には加盟ワイナリーは105に増え、フランチャコルタ領域内の原産地呼称付きワインの葡萄畑の総ヘクタール数は3,150にまで広がりを見せています。
今回の訪問時に、フランチャコルタ(地域)のレストランで食事をとったのですが、壁一面にあった数多くのフランチャコルタ(ワイン)はとても印象的でした。

1990年にはついに、生産規則順守を保証し監視するため、フランチャコルタ品質保護協会が発足。生産開始から50年とまだまだ歴史は浅いものの、ワインが高品質のためイタリア国内においてもかなり注目を浴び始めています。
そして、日本においても2013年の11月に日本事務局が誕生。
すでに24のフランチャコルタブランドが日本に上陸しているそうです。
ぜひ、日本のイタリアレストランで探してみてください。
この夏、すっきり爽やかなフランチャコルタがおすすめです!

更新: 2014年5月28日

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