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✈︎WORLD FOOD PORT. シンガポール発・進化が止まらない街であえてBACK TO BASIC

面積約716平方キロメートル、東京都23区とほほ同じ面積のなかに世界の富がギュッと詰まったシンガポール、その進化はとどまることを知りません。
今では食文化の発展もめまぐるしく、日本の外食企業もシンガポール出店が相次いでいます。
そんなシンガポールから、今回リアルレポートを寄稿いただいたのは、きらきらパワー溢れるライターの冨塚美智子さん。読み進んでいくだけで、シンガポールに飛びたくなってしまいます。

ビジネスの成功者が集結する街シンガポール

今ホットなエリアといえばベイサイドの3つのタワーからなる巨大リゾート、マリーナベイ・サンズ。
なかでも象徴的なスカイプールは地上200メートルからシンガポールの街を見下ろす壮大なロケーションで、開業から4年経った今も人気が高い。
またスカイパーク内にはバリ島にある人気のレストラン「クーデター」がテナントとして入りリゾート感を一層盛り上げる。

そんな最先端のホテルに泊まるのも旅の楽しみのひとつであるが、筆者は今回、シンガポール内に残る3軒の伝統的コロニアル調のホテルのひとつであるグットウッド・パーク・ホテルを予約。
シンガポールスリングの発祥とされるシンガポール屈指の老舗高級ホテル、ラッフルズ ホテル、中央郵便局をリノベーションしたザ・フラトン・ホテル・シンガポールと並ぶ、古き良き建造物内に身をゆだねることにした。

プール、中庭のガーデンプールを囲むようにして広がる低層の客室へはそれぞれのエレベーターで。
客室はリノベーションされていて古さを感じない現代的な仕様となっている。
グットウッド・パーク・ホテルをはじめシンガポールのホテルで是非楽しみたい食といえばハイティー。
日本からは女性同士の観光客が多く、さまざまなホテルのハイティーを巡るグループも多いそう。

チキン文化が進化したわけ

シンガポールのシグニチャーディッシュといえばチキンライス。
チキンブイヨンで炊いたご飯とやわらかい鶏肉、薬味とともに味わうシンプルながら奥深い味は東京でも専門店ができるほど。
シンガポールは中国人、マレー人、インド人の順で人口を占め、イスラム教では豚、ヒンズー教では牛を食べることに制約があるため、鶏料理が独自に進化したのではないかと推測される。

そのチキンライスとともに人気を二分するのがジンジャーチキン。
シンガポール内に数軒点在する「SOUP Restaurant」はジンジャーチキンと中華料理のお店。
柔らかくスチームされたチキンに秘伝のジンジャーソースをたっぷりかけてレタスで巻いて食べるスタイルは病みつきに。ピリリと辛みのきいたジンジャーソースはお土産にも人気だ。
筆者も料理好きの友人用と自分用に5個購入。

ちょっと少し足をのばしてセントーサ島へ

シンガポールの南部、セントーサ島はビジネス中心であるシンガポールが有するリゾートアイランド。

水族館や昆虫館、数々のアトラクションがあるアンダー・ウォーター・ワールドや2010年に開業したユニバーサルスタジオ、PGAおよびLPGAのトーナメントが開催されるゴルフコース、リゾートホテルなどがあり大人も子供も楽しめる、ある意味現実から逃避できる別世界となっている。
シンガポールに移り住んで10年、オイルディーラーの友人に誘われて今回は人気のサンデーブランチへ。

ザ シンガポール リゾート&スパ セントーサのサンデー・シャンパン・ブランチ・アット・ザ・テラスは数あるシンガポールの高級ホテルのシャンパンブランチのなかでもリゾート感があるので海外からの客人をもてなすには好評だそう。
S$149でモエ・エ・シャンドン ブリュット アンペリアルがスタートの12時から15時までフリーフローというサービス。

フレッシュオイスターやサーモン、ローストビーフにフォアグラのソテーなど豪華絢爛なビュッフェとともに黄金の泡を気兼ねなく流し込む悦楽に酔いしれたのである。
もちろん、赤白のワインもフリーフロー。この値段を高いと取るか安いと取るか、、、もちろん筆者は後者である。進化が止まらないシンガポール。
世界のセレブが注目する最先端のエリアがあるかと思えば、昔ながらの正統さを引き継いでいる場所もある。
そんな新旧文化が共存する島国はある意味日本に近いのではないかと感じる。アジアを牽引し続けるシンガポールにこの先も目が離せない。

更新: 2014年7月23日

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