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✈︎WORLD FOOD PORT. 中国発・火鍋発祥の地、四川の本格料理とは

本格的な冬到来。やっぱり、寒くなると温かい鍋を囲みたくなりますね。
日本の鍋もいいですが、本気で温かくなるには、辛い火鍋がおススメ。
辛い火鍋の発祥は、もともと四川省の重慶とのこと。(*重慶は1997年まで四川省に属していたのですが、現在は中華人民共和国の直轄市となっています)
今回は、今の季節にピッタリの本場四川料理を中国四川省の成都市で味わってきた、橋ケ谷 梢さんのレポートです。

自然と共存している街

成都市はなんといっても歴史的遺産がとても数多く残されている街です。
そんなこともあって、以前から足を運びたいなと考えていました。
日本からはなんと直行便もあるので、とっても便利。
先ずは、世界遺産でもある黄龍風景区を少しご紹介したいと思います。

1992年に自然遺産として登録された黄龍全体のうち、麓の「迎賓彩池」(標高3199m)から「五彩池」(標高3553m)までの約3.7kmの区間が風景区として整備されています。やはり、中国のスケール規模には感動しました。

目の前に広がる壮大な風景に癒された後には、美味しいものを求めて麓のホテル近くのレストランへ。
出てくるお料理は、さすが四川!というだけあって、赤茶色ベースのものが中心に(笑)

麻婆豆腐や紅油餃子(豚肉餡の餃子を鍋に入れ煮込み、秘伝のニンニク、ラー油をベースにしたタレにつけて食べる)ものなどやはり標高が高い位置に住んでいる方々の発明するお料理は、カラダを芯から温めるものばかりですね。

毎日の唐辛子や花山椒の摂取量は想像がつきません。

火鍋の付けだれは自分でカスタム

そして、遂に火鍋を食べる日がやってまいりました。
まず、中国において火鍋とは鍋料理全般をさします。
多くの人がイメージする真っ赤なスープの火鍋の発祥は重慶といわれており、成都の火鍋の多くも重慶からきたものだそうです。

まず、日本のスタイルと圧倒的に異なるのは、セットという文化がありません。
火鍋のスープに入れる野菜はすべて自分オーダー。
100種ほど具材があるので、どれをチョイスするか迷ってしまいますね。
そして、鍋の中にはオイルがたっぷり入っており、日本のようにスープを飲むということはありません。
火を通すための鍋なのです。
加えて、ものすごい唐辛子の量なので口にするということは頭に浮かびませんが。

野菜やお肉などを鍋に入れたのち、ゴマ油、オイスターソース、お塩に化学調味料(笑)を混ぜ合わせた、タレにつけて食べるのですがこのタレも自分好みに調整します。
日本で言う餃子のタレのような感じですね。
これが本場四川の鍋の味わい方なのです。

今回、私は食べませんでしたが、一般的に「串串」(chuàn chuàn)と言う、火鍋スープに串を入れて食べる料理が、成都の街では流行っているようでした。
具材が刺さっている串を好きなだけ選んで、スタッフに渡し火入れをしたものをテーブルに運んできてもらい、こちらもタレをつけて食べるスタイルのようです。
まだまだ知らない食文化がたくさんあるな、と実感した旅となりました。




自然に癒され、辛い食文化を堪能できる、四川省成都市。
おすすめです!



 

更新: 2014年12月17日

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