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TOKYO ELITE RESTAURANT|世界に自慢したいシェフ
|アイデンティティのあるイタリア料理のシェフ[22]|

今、前線を走るイタリア料理の精鋭シェフたち
|il Pregio|イル プレージョ[代々木上原]岩坪滋シェフ

自分にしかできないイタリア料理を表現し、今、この東京の第一線で活躍するシェフたち。 そんな精鋭シェフのアイデンティとは一体何なのか、東京を代表する11名のシェフにお話を伺いました。

起承転結のある少量多皿

|il Pregio|イル プレージョ[代々木上原]
岩坪滋シェフーYutaka Iwatsuboー

1978年 東京都生まれ。
1997年 調理学校卒業後、広尾「アクアパッツァ」入店。5年半、日高良実氏に師事。
2003年 渡伊。ピエモンテ州「リストランテフリポー」、カンパーニァ州「トッレデルサラチーノ」、ヴェネト州「ラペーカ」等、北・中部・南・シチリアやサルデーニャの島々までイタリア全土に渡って研鑽を積む。
2006年 帰国。南青山「クッチーナカッパス」料理長を3年、中目黒「リストランテカシーナカナミッラ」料理長を3年務める。
2012年 「イルプレージョ」をオープン

 

自由な発想で素材を活かし彼独自のイタリアを表現

スパイシーなクスクス。下にクリーミーな野菜のソースが敷いてある

郷土料理の国・イタリアの全土と島々周辺の個性的なシェフの下で働き、食べ歩いて、技術と感性を吸収した岩坪シェフ。辿り着いたのは、イタリアの技術だけでなく“日本人の自分”の感性で昆布締めなど和の技法も取り入れ、主素材の魅力を活かすことでした。オープンから好評だったプリフィックスコースを、この秋から9~11皿と少量多皿のおまかせコースに変更したのは、「コースで起承転結を表現する」という決意の表れ。繊細から素朴、遊び心、テクニックの有無まで幅広い選択肢から構成し、コースの中身をさらに充実させています。例えば秋刀魚なら、マリネとコンフィで異なる香りと旨みを引き出した2品が供され、昆布の出汁を使いつつも、味はきっちりとイタリア料理に。素材の活かし方とバランス感覚が冴え渡る、岩坪シェフの真骨頂がここにあります。

秋刀魚2種の仕立て(8,640円コースより)。肝のソースを使ったマリネ、骨まで柔らかく煮たコンフィの2種

イル プレージョ

ランチ4,320円、ディナーおまかせ9皿8,640円、10皿10,800円、11皿12,960円

イル プレージョ

住所:
東京都渋谷区上原1・17・7 フレニティハウス2F
TEL:
03・6407・1271
営業時間:
11:30~13:30LO、18:00~20:30LO水・第1木定休

Photo 松園多聞、牧田健太郎、よねくらりょう  Text 松本典子、唐澤理恵、辺士名悟(GRINGO&Co.)

※こちらの記事は2015年11月20日発行『メトロミニッツ』No.157に掲載された情報です。

更新: 2017年3月16日

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