SPECIAL

食と暮らしを豊かにする特集記事はこちらです

春の余韻と夏の薫り
|初夏とワイン-Wine Out![8]|

初夏とワインを楽しむ
「オリーブオイル」と「レシピ本」

[初夏とワインとオリーブオイル]

ひとかけで料理が初夏仕様になる3本

例えば生野菜のサラダやシーフードを使った前菜にかけるだけで、一層美味しいワインのお供になる。そんな極上のオリーブオイル3本をオリーブオイル鑑定士・長友姫世さんがセレクト。①苦みや辛みの強すぎないもの、②清涼感を感じられる微かなハーブ香やトマトの香り、果物の香りを持つもの、③ライトからミディアムにかけてのボディでありながら、フレッシュな青々しさはきちんと備えているもの。以上の3つがセレクトの基準になりました。

Finca la torre Limon フィンカ ラ トーレ レモンオリーブオイル

原産国:スペイン 販売元:ルトーレプロジェクト 03・3944・7448  価格:2,592円(250ml)

オリーブと有機栽培のレモンの皮を一緒に破砕して作られるフレーバーオイル。「爽やかで芳醇なレモンのアロマをまとい、清涼感のある柑橘香と高品質なオリーブの香りが、レモンの風味づけに、隠し味にと色々応用できます」

O-MED オーメッド アルベキーナ

原産国:スペイン(グラナダ) 販売元:オーケストラ 0576・25・6631  価格:2,700円(250ml)

微かにセージやタイムといったハーブの香りを感じ、その中に青いバナナの丸みのある香りをあわせ持つ。「冷奴のような和食の繊細なおつまみにも合うでしょう。家族経営の農園ですべての工程で高品質にこだわり作られています」

Viragi ヴィラージ モンティ イブレイDOP ポリフェモ

原産国:イタリア(シチリア) 販売元:シイ・アイ・オージャパン 03・5722・9231  価格:2,700円(250ml)

苦みが少なく、軽やかな青みに加えて、トマトの実や葉の香りのニュアンスを持つオイル。「トマトをはじめ、野菜を使った料理、シーフードのマリネ、またトマトで煮込んだ魚介の料理にぴったり。後味に心地よい辛みが持続します」

PROFILE
Himeyo Nagatomo
企業の広報やフリーアナウンサーとして活躍後イタリアへ留学、外国人では難しいとされる本国の法律に定められたオリーブオイル鑑定士の資格を取得し、イタリア政府登録のオフィシャルオリーブオイル鑑定士に。オイル鑑定のほか、セミナー・講演・執筆活動を行なう。 著書に自身が厳選した世界142本のオリーブオイルの紹介と、オリーブオイルの知識、付き合い方まで網羅した『オリーブオイル・ガイドブック』(新潮社刊、定価1,620円)。

[初夏とワインとレシピ本]

この季節に読み返して作りたくなる3冊

「この季節にいただきたいワインと料理の組み合わせを考えると、まず思い浮かぶのが微発泡のワイン・ペティヤン。これにはサラダや魚介料理に柑橘類を合わせるなど、涼しげな前菜がぴったりですね」とは、ワインラバーが通う人気ビストロの店主・紺野真さん。自身初のレシピ本を出したばかりですが、実は料理本マニアなんだとか。そんな紺野さんに“初夏にワインと楽しみたい料理”が載っている愛読レシピ本を紹介してもらいました。

「ブノワ」料理長・ 小島景のおうちフレンチ 野菜で、おいしい。

小島景 著 インフォレスト刊  定価2,160円

ラ・ブランシュ 田代和久のフランス料理

田代和久 著 柴田書店刊 定価:4,212円

田代和久氏のスペシャリテ45品をコメントを交えて収録。「“こだわり野菜のサラダ仕立て”は尊敬する田代さんから直接作り方を教えていただいた思い出深いレシピで、初夏にもおすすめ。田代さんの料理への姿勢が伝わってくる一冊」

アラン・デュカスのナチュールレシピ

アラン・デュカス著、藤木稚子訳 世界文化社刊 定価:3,024円

フレンチの巨匠、アラン・デュカスが野菜、シリアル、果物中心の自然派家庭料理を紹介。「野菜や果物をたっぷり使っていて春や夏に食べたくなる。シンプルな調理法ばかりなので、フレンチ初心者も気軽に作れると思います」

PROFILE
Makoto Konno
高校卒業後、ロサンゼルスのレストラン3軒で研鑽を積み、都内のカフェ、ビストロなどを経て、2005年「uguisu」、2011年「organ」をオープン。著書『なぜかワインがおいしいビストロの絶品レシピ ~隠れた人気店ウグイス&オルガンの自慢の50皿~』(サンマーク出版刊 定価1,836円)では、お店で提供してきたメニューの中で紺野さんが特に印象に残っている50皿のレシピを紹介する他、ワインやお店づくりに関するコラムも収録。

Photo 松村隆史 Styling 坂本祥子 Text 松島千冬
※こちらの記事は2015年4月20日発行『メトロミニッツ』No.150に掲載された情報です。

更新: 2017年5月13日

この記事が気に入ったら
「シェア」しよう

最後までお読みいただき、ありがとうございます

pagetop