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編集部が訪れた美味しい名店『足跡レストラン』|リストランテ ラ・チャウ|田町

編集部の足跡コメント

連載「足跡レストラン」では、編集部が行きつけのお店や、注目しているエリアの名店など、実際に足を運んで、食べて、飲んだレポートをお送りします。

2015年には“フレンチ鯛めし”が人気の「Bistrot a la demande(ビストロアラドゥマンド)」、2016年には「芝浦ホルモン」がプロデュースしたクラフトビール×肉料理のお店「CRAFT MEAT(クラフトミート)」がオープンするなど、ふつふつと盛り上がりを見せている芝浦エリア。この地で2007年にオープンしたのが今回訪れた「Ristrante La ciau(リストランテ ラ・チャウ)」。オーナーシェフの馬渡剛さんはイタリア・ピエモンテ州のミシュラン一つ星店「La ciau del Tornavento(ラ・チャウ・デル・トルナヴェント)」で4年半修業。ピエモンテと言えばトスカーナと並ぶ高級ワインの産地で、白トリュフも有名な食の都。豊かな食材と郷土料理の暖かさに魅了され帰国。都内のホテルや有名レストランに勤めた後に独立開業しました。人気にともなって、現在の地に移転した2013年には同じ建物の1階にカジュアルなトラットリア「Vineria La Ciau(ヴィネリア ラ・チャウ)」もオープン。「Ristrante La ciau(リストランテ ラ・チャウ)」はピエモンテの郷土料理をいただける正真正銘本格イタリア料理のお店なのですが、ひと皿ひと皿の美味しさはもちろん、シェフとスタッフのみなさんが作るお店の空気感も現地そのものなのかもしれません。この日はランチのコースをいただきました。

まずは前菜5種盛りのワンプレートからお昼のコースがはじまります。柔らかくシルキーな舌触りのモルタデッラ、熟成感たっぷりで噛みしめるほどに味わい深いコッパ(生ハム)、優しい味わいのポテトサラダ、牛肉と豚肉のパテ、鶏肉とセロリの和え物。ひとつひとつにしっかり手をかけていることがうかがえる一皿です。ついついスパークリングワインをおかわりしたくなってしまいます。

続いてはパスタ。この日は4種からのセレクトでしたが、小エビと大根のバジルのパスタにしました。シャキシャキした食感が小気味良く、そして旬なだけに甘味もたっぷり。ぷりぷりの小エビも他の具材に合わせてカットされており、パスタとよく絡んで、爽やかなバジルとともに口の中で調和します。同行した方は牡蠣とじゃがいものラザニアに。一口いただいたのですが、トマトソースの優しい味わいの中から、濃厚なエキスを含んだ牡蠣が顔を出す、なんとも美味しい一皿。どちらのパスタも一皿の中で異なる食材がバランスよく主張し合い、協調し合っているのです。

3皿目は本日の魚料理。カジキマグロのソテーです。淡白なイメージのあるカジキですが、その絶妙な火入れからか旨みが引き出され、やわらかい食感。そこに濃厚なアメリケーヌソースが絡みます。ソースの香りが食欲をそそり、周りに散らされたカラスミによってさらなる塩味が重なります。

そして肉料理は燻製豚肩ロースのグリル。燻製の芳醇な香りに包まれ、一口いただけば瞬時に幸福感に満たされます。さらに噛みこめば豚の肉汁が溢れだす。こちらも幾重にも旨みがかさなるのですが、添えられたマスタードがまた名わき役。ナッツとともに味わい、食感のアクセントに。

最後のドルチェも見た目からしてすでに美味しい! パネトーネ、レモンのムース、ジェラート、エスプレッソのプリン、キャラメルとアマレットのシフォンの5種の盛り合わせです。一緒に頂いたコーヒーも美味しく大満足なランチでした。最後にシェフの馬渡さんもご挨拶にきてくださったのですが、何と言ってもニコニコの笑顔が印象的。優しさの中に「美味しいものを食べさせたい!」という情熱が隠れている、そんな人柄がお料理にも表れているのかもしれません。

Ristrante La ciauリストランテ ラ・チャウ

Ristrante La ciau

住所:
東京都港区芝浦2-16-7
中野第3ビル B1F
TEL:
03-3451-3725
営業時間:
11:30~14:30LO、18:00~22:00LO
定休日:
火曜日
URL:
http://www.laciau.com/

更新: 2017年1月4日

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