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この料理に感動した『こだわりの一皿』|ガレット|カフェ クレープリー ル ブルターニュ|神楽坂

人気レストランの思いを「この一皿」の誕生秘話を通して発信します。弊社編集部員が足を運び、ファンになっているお店のみの掲載です。

神楽坂・毘沙門天の向い、細い路地を入ったところに、「カフェ クレープリー ル ブルターニュ」はある。

この地にオープンしたのは1996年、今年で16年になる。オーナーは、フランス・ブルターニュ地方出身のラーシェベルトラン氏。
そもそも、来日した際に味わったクレープがあまりにも本場と異なることに衝撃を受け、そば粉のクレープ=ガレットを伝える伝道師になろうと誓ったのだという。
「カフェ クレープリー ル ブルターニュ」をはじめとし系列店すべてにおいて、厳選されたそば粉100%を打つ技はもちろん、職人の手作りフランス・ハム、各地より空輸されるチー ズ、国産の新鮮野菜など、高品質の素材だけを使用し、ガレット発祥の地・ブルターニュ地方の伝統の味をそのまま伝えている。

13年前、渡部祐士氏が門をたたいたときのカルチャーショックは大きかったという。

「入店してみたら、スタッフはすべてフランス人。そして、すぐにレシピを教えてもらえるわけでもなく、ただひたすら見て覚えるという毎日でした。でも、ガレットを食べたときの感動が忘れられなくて、スタッフの中に溶け込もうと必死でした」

と渡部氏。
今では、店舗統括を行う立場に。FC店を含め、国内に8店舗を展開中だ。

最大の特長でもあるモチモチ生地の要、そば粉に関して伺うと、

「季節ごとにブレンドをしています。天候、特に湿度などは影響するため、常に気をかけていますね。ただ、毎日そば粉をさわっているので、年間を通して味わいは均一になっています」

とのこと。

現在フランス国内のそば粉栽培の80%がブルターニュ地方と言われている。
この地域は、かつてブルタン公国として独立を果たしていた歴史が存在する。ゆえにガレットはブルタン公国の伝統食と言えるのだ。
そして、ガレットのお供として外せないのが、リンゴの微発泡酒「シードル」である。
この地方はフランスの中でも、ブドウの栽培に向いてない土地であり、代わりにリンゴ栽培が盛んであったことから生まれたと言われている。
最近では、そば粉に入っている「ルチン」とリンゴの中に入っている「ビタミンC」を一緒に摂取すると、栄養素的な組み合わせとしても最適だという説もあるほど。
そんな流れもあり、シードルを飲みながら、ガレットに舌鼓がブルターニュでは定番となったのだ。
もちろん、ブルターニュ地方ではカフェよりもクレープリーの数のほうが多いとのこと。

日本で発展を遂げた「カフェ クレープリー ル ブルターニュ」は、姉妹店の「ブレッツカフェクレープリー」も日仏で展開中。
3000店舗のクレープリーが存在する本場パリにおいて、同パリ店は、雑誌FIGAROが選ぶ“パリ一番のクレープリー”で5度目の受賞を今年果たしている。

フランス・ブルターニュ伝統食「ガレット」のおいしさを、ぜひシードルとともに。

渡部 祐士(わたべ ゆうじ)さん

ジェネラル マネージャー   渡部 祐士(わたべ ゆうじ)さん

九州から20代で上京。
イタリアンやカフェ勤務を経て、ル ブルターニュの移転前の表参道店へ。ガレットの味に感動し、アルバイトスタートから正社員に。
13年目の今では、新規立ち上げや全店のガレット指導にあたる。

CAFÉ-CREPERIE LE BRETAGNEカフェ クレープリー ル ブルターニュ

CAFÉ-CREPERIE LE BRETAGNE

住所:
東京都新宿区神楽坂4-2
TEL:
03-3235-3001
URL:
http://www.le-bretagne.com/

更新: 2012年11月27日

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