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この料理に感動した『こだわりの一皿』|小籠包|新亞飯店|大門

人気レストランの思いを「この一皿」の誕生秘話を通して発信します。弊社編集部員が足を運び、ファンになっているお店のみの掲載です。

「うちはね、小籠包専門店ではないんですよ。れっきとした中華料理店なんです。」

と2代目オーナーの盛 承興さん。
しかしながら、小籠包を頼むお客様は100%に近いのではないだろうか。
今回は、大人気「小籠包」の秘密に迫るとともに、新亞飯店をご紹介する。

「小籠包」というメニューが日本においても浸透している昨今。
「鼎泰豊」など本場の店舗が日本で展開を始めたことで認知されてきたのであろう。
しかしながら、ここ新亞飯店の「小籠包」は昭和43年には提供を始めていたそうだ。

「日本で小籠包を紹介したのは、私の父が最初だと思います。レシピは当初も今も変わっていません。」

ここの小籠包の特長は、まず一つがとても大きいサイズだということ。
この大きさは創業当時からまったく変わっていない。
新亞飯店では、大きな蒸籠に8個詰まって登場する。(1470円)
他の店舗では、往々にして日本人向けにポーションが小さく、小さめの蒸籠に4個が主流になりつつあるため、この迫力に驚く方もいるだろう。

皮はモチモチ、中はジューシー。
このおいしさの秘密を少しでも知りたいと、盛さんに伺うと、

「肉餡とともに鶏スープを詰めているのが秘訣ですかね。あとは、オリジナルレシピの皮がしっかりしているため、蒸している最中にもスープが漏れづらく、食べるまで本来のおいしさを保っていられるのです」

オーダーから7分で蒸しあがるという。
この人気メニューは1日どれくらい注文されるのだろう。

「3名の職人が、小籠包を作りあげているのですが、毎日150セットは作っていますので、1200個は包んでいますね。」

小籠包を実食している最中に、盛さんからアドバイスをもらう。


「日本人はね、しょうがをのせすぎるんだ。2~3本が適量なんだよ」


なるほど。ついつい薬味をたくさんのせたくなるのは日本人特有なのか。
小籠包以外のメニューもボリューム満点で食べごたえは十分。

「中華料理はね、やはり3~4名でたくさんの種類を食べてほしいんですよ。
しかも、おうちで作れないようなメニューを中心に。
チャーハンや焼きそばももちろんメニューにありますが、もっと食べてほしいメニューがあるんです。
中華は旬の野菜を使用した炒め物なども豊富になりますし、上海蟹などその時期ならではの逸品もありますから。
小籠包をきっかけにうちのお店を知ってもらい、他のメニューも楽しんでほしいですね」

一度食べたら記憶に残る、小籠包を味わいに足を運んでみてほしい。

プロフィール

プロフィール

昭和43年からこの地に店を構え、
上海料理を中心にメニューをラインナップ。
香港出身のシェフが厨房を取り仕切る。

新亞飯店シンアハンテン

新亞飯店

住所:
東京都港区芝大門2-3-2
TEL:
03-3434-0005

更新: 2013年6月5日

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