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【こだわりの一皿】
深煎りコーヒー「カフエ マメヒコ」|渋谷

人気レストランの思いを「この一皿」の誕生秘話を通して発信します。弊社編集部員が足を運び、ファンになっているお店のみの掲載です。

三軒茶屋のキャロットタワー裏にカフエ マメヒコがオープンしたのは、2005年のこと。
当時、お店の名前に惹かれすぐに足を運び、“凛としたカフエだな”と感じた記憶がある。
店名のとおり、豆にこだわるというオーナーの気持ちがぶれることなく、早9年目に突入。
今では渋谷に2店舗が増え、計3店舗の「カフエ マメヒコ」が上質なひとときを演出している。

今回はカフエ マメヒコのこだわり抜いた珈琲「深煎り珈琲」(ポット)をご紹介するべく、渋谷・公園通り店において、現場責任者の上原靖代さんに話を伺った。
まずは、カフエ マメヒコのオープン時に気持ちをタイムスリップしてもらう。

「2005年にオープンする際に代表の井川が考えたカフエ マメヒコというものは、カフエを情報発信ツールとして作りあげていこうというものでした。
常に“おもしろい”ということを追求するプロジェクト、カフエ マメヒコプロジェクトが誕生したのです」

ロゴマークは珈琲豆と金時豆で構成されていることからも、豆というテーマがはっきりと示されている。
今では、マメにまつわるアレコレなイベントをはじめとし、映画や舞台など、出版などカフエ マメヒコを拠点に様々な活動が行われている。

そして、そのお店の顔となる「深煎り珈琲」へのこだわりは、話を聞いて驚いた。

「実は、代表の井川が地元北海道で愛飲していた菊地珈琲さんに直談判をしたのが、きっかけなんです。
ところが、まず東京へ卸すということでNGが出ました。
この菊地珈琲さん、道内の喫茶店等に卸す際には自分たちで配達するというスタイルをとるほどのこだわりよう。品質を保つためには、そのくらいなんともないというポリシーだったんです。
しかし、弊社がオープンするのは、東京。
ただ、あきらめることができず何度も、井川が行脚してついに了承を頂くことができ、今に至ります。
ただし、豆は鮮度が命のため、焙煎後必ず10日以内に提供するという約束を常に守りつづけています」

深煎りのため香りがとても芳ばしいのだが、味わいはとてもあっさりとしていて飲みやすい。
ポットサービスは300ccなのだが、あますことなく堪能できるから不思議だ。

「マメヒコの珈琲は胃もたれがしません。それは、先にお話ししたように、焙煎後短期間のうちにお飲みいただくからです。
豆の油分が酸化しない状態で淹れる珈琲は、とてもスッキリとしているのです。
私たちは喫茶店です。その生命線は、珈琲です。
1杯800円(深煎り珈琲ポット)は決して安いお値段ではないと思います。
それだけいただくためには、やはりどんな時も最高の一杯を提供する責任があると考えています」

一杯の珈琲で私たちをとても幸せにしてくれるお店はありそうでなかなか見つからない。
一歩足を踏み入れたときのあの芳ばしい香り、インテリアをはじめとする空間演出、そして味わい深い一杯のコーヒー。

「私たちカフエ マメヒコは芸術と近い場所に存在したいと思います。
三軒茶屋の世田谷パブリックシアター、渋谷のパルコ劇場やNHKホールなど。
文化芸術を味わったあとの余韻をカフエ マメヒコでひしひしと感じていただき、そして日常へ戻っていただきたい。そんな芸術と日常を繋ぐ、空間でありたいと思うのです」

偶然にも取材日前日に、舞台を見た後、カフエ マメヒコで「深煎り珈琲」を味わっていたという事実を上原さんに伝える。

朝8時から23時まで、常連さんも一見さんも隔たりなくほっとできるカフエ マメヒコで、一杯の「深煎り珈琲」に癒されよう。

上原 靖代さん

上原 靖代さん

レストラン、カフエのキッチンスタッフを経て、2005年 カフエ マメヒコのオープニングメンバーとして入社。
三軒茶屋店では、キッチンにて色々な豆を煮るところからスタート。
現在は、3店舗の現場責任者として運営を任されつつ、お店で接客もするというパワフルな毎日をおくっている。

カフエ マメヒコ 公園通り店カフエマメヒコ コウエンドウリテン

カフエ マメヒコ 公園通り店

住所:
東京都渋谷区神南1−20−11
造園会館2F
TEL:
03-6455-1475
URL:
www.mamehico.com/location-time

更新: 2014年2月26日

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