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【こだわりの一皿】
ハム&スイスチーズ「TOM’S SANDWICH」|代官山

人気レストランの思いを「この一皿」の誕生秘話を通して発信します。弊社編集部員が足を運び、ファンになっているお店のみの掲載です。

代官山のヒルサイドテラスのサンドウィッチ専門店「TOM’S SANDWICH」。
編集長はじめ、編集スタッフも様々な思い出をもつ大好きなお店。
今回は、シンプルでとってもおいしい「ハム&スイスチーズ」をご紹介しつつ、
こちらのサンドウィッチのおいしさの秘密を探るべく、オーナーシェフの佐藤友紀さんと一緒にお店に立つ娘さんの佐藤のどかさんにお話を伺った。

2013年で創業40年を迎えた、「TOM’S SANDWICH」は、ヒルサイドテラスC棟と同時にオープンとのことで、ビルとまったくの同い年。
長きにわたってのお客様は数えきれないという。

「もう3代目、4代目と続いていらっしゃっている方もお見えです。私の幼少のころを知っている方もたくさん(笑)。40年以上続いているお店は、代官山ではかなり稀有ですから」

と佐藤のどかさん。
創業当時からサンドウィッチのパンは、オリジナルレシピにてベーカリー専門店にて焼き上げてもらっているそうだ。

「創業時と依頼しているお店は変わっていますが、パンのレシピは変わっていませんね。あと、メニューのラインナップもほぼほぼ増減はないスタイルです」

この変わらないという魅力にファンは引き込まれていくのだろう。

今回ご紹介の、ハム&スイスチーズはサンドウィッチ王道の組み合わせ。
まるでアニメに出てくるような、穴の開いたエメンタールチーズとともに、卵たんぱくを使用していないというこだわりのボンレスハム、レタスを挟むというシンプルさ。
ただ、この3つの素材がTOM’Sのサンドウィッチに仕上がった時のおいしさには、本当に驚いてしまう。「おいしい」というこれまた直球な表現が似合いすぎるのだ。

「シンプルだからこそ、素材のおいしさが引き立つんですね。うちでは、マヨネーズもすべて手作りなので、新鮮さをより感じていただけると思いますよ」

さすがだ。そもそも、時代は移り変われど、1973年のオープン当初からメニューもレシピも変わっていないということに驚きを感じていると、オーナーの佐藤友紀さんが登場。

「実は私はもともとカメラマンだったんです。カメラマンとしてニューヨークに渡り、本場アメリカのサンドウィッチに魅せられて帰国。当時の日本のサンドウィッチはフィンガーフードのものしかなくて。日本でも食べたいな~、じゃあお店を作ってしまおう!っていう軽いノリで初めてしまって。最初はすべて家庭用の調理器具なんかではじめましたよ。それが、こんなに長く続いてしまうなんてね(笑)」

と、飄々と語る。
しかし、こんなに長きにわたり一切、妥協することなくサンドウィッチに向き合っている「TOM’S SANDWICH」だからこそ地域の方をはじめとし様々なファンに深く愛され、長く続いているのだ。

なつかしくもあるのに新しさを感じさせる、名店のサンドウィッチは味わい深い。

佐藤友紀さん

オーナーシェフ  佐藤友紀さん

東京生まれ
高校卒業後、東京写真短期大学で学ぶ。
その後、写真家の佐藤明氏に師事し、ニューヨークへ。
ニューヨーク時代に、アメリカのサンドウィッチに魅了され、帰国。
当時日本には、ボリューム感のあるサンドウィッチは無かったため、フリーカメラマンをしながら、1973年に「TOM'S SANDWICH」をオープン。
毎日替えるキャップがトレードマーク。
お客様からのプレゼントもあり、数百のキャップをもつ。

TOM'S SANDWICHトムス サンドウィッチ

TOM'S SANDWICH

住所:
東京都渋谷区猿楽町29-10 
ヒルサイドテラスC棟15
TEL:
03-3464-3045
URL:
http://www.tom-s.com/

更新: 2014年4月23日

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