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第34回 外川 めぐみ さん
日々、栄養バランスを考えた献立を届けたい

今回は、都立大学から徒歩3分にある「DELI and more HAND(デリ アンド モア ハンド)」
の外川めぐみさんにお弁当に最適な旬のメニューをご紹介いただきました。
料理研究家として、メニュー開発等を行っていた外川さんが、仲間とともにお店を
立ち上げたのは、2013年のこと。テイクアウトが中心のお店は厨房がとても広くてびっくり。今では地域のお客様に愛され、1日に何回も来店していただける方もいらっしゃるとか。
日替わりのお弁当には、手の込んだお惣菜が何品も詰められています!

お店を通しての料理コミュニケーション

そもそも学生時代から、女子栄養大学の「こども料理教室」の講師に携わり、料理を伝えるということに向き合ってきた外川さん。お店を持つきっかけを伺った。
「様々なメディアを通じての料理を伝えている中において『やはり、実際に食べてもらおう!』と思うようになりました。お店は、料理に興味のない方もよっていただく場所だなと。ただお弁当を買いによっていただいた方が、旬の食材や優しい味わいの家庭料理と出会っていただけたらなとの思いもありました」
実際には、テイクアウトのお弁当の他、ケータリングやロケ弁の依頼も多数。
地域密着ということもあり、ご自宅用に2人分のオードブルの発注などもあるそう。
「オープンから1年半が過ぎ、お客様との距離が徐々に縮まった感がありますね。ご依頼を頂く際に、どんな会食なのかは伺います。お酒を飲まれるのであれば、すこしおつまみ感を強くしますし、お渡ししてから召し上がっていただくまでの時間が少しあるのであれば、冷めてもおいしく、味移りはあまりしないものをという配慮をするためです」

仲間と支え合う大切さ

お店には子供用の椅子もあり、お子様対応も行っている。
外川さんもお子さんをもつママである。
「以前はフリーで仕事をしていたこともあるんです。でも、実際に家庭をもち、子供がいたりすると仲間がいるということはとても助けられますね。オーダーがたくさん入って大変な時も、逆に雨でお客様が少ないときも、会話をしながら乗り切れていますし(笑)」
今後はますます、店や料理を伝える仕事に力を入れて同じ思いをもつ仲間を増やしていきたいという、外川さん。
「DELI and more HAND(デリ アンド モア ハンド)」を拠点にまだまだ活動の幅は拡がっていきそうだ。
今回のご提案レシピは、まさに旬まっさかりの2品。
工程が難しくないのに、こだわった家庭料理には驚かされてしまいます。

山菜のほろ苦さとナッツの香ばしさが合わさる春の味-「うるいとこごみのマリネ」

<材料> *つくりやすい分量 お弁当用で2~3人分
・うるい/こごみ/モロッコインゲン ・・・好みで合わせて100g
・ピーナッツ(粗く刻む) 5g
・かつおだし 小さじ1
・うすくちしょうゆ 少々
A 練りからし 好みで少々
うすくちしょうゆ 小さじ1
・酢 小さじ1
・サラダ油 小さじ1/2

<RECIPE>
①うるい、こごみ、モロッコインゲンはそれぞれゆでて、水にとる。食べやすい大きさに切り、水気をしぼる。

②①をボウルに入れ、かつおだしとうすくちしょうゆを加えて和える。(下味をつける)

③別のボウルにAを混ぜあわせ、軽くしぼった②とピーナッツを加えて和える。

山うどの香りが力強い大人の味 -「山うどと切干大根のみそ炒め」

<材料> *つくりやすい分量 お弁当用で8~10人分
・山うど  1本
・切干大根(乾燥) 20g
A みそ 大さじ1
みりん 大さじ1
水 大さじ1
うすくちしょうゆ 小さじ1/2
・サラダ油 小さじ2

<RECIPE>
①切干大根は洗ってたっぷりの水で戻す。水気をしぼって、食べやすい大きさに切る。

②山うどはよく洗い、切干大根の太さ、長さに合わせて皮ごと千切りにする。

③ライパンにサラダ油を熱し、①②を炒める。

④Aの調味料を混ぜ合わせて加え、沸騰したら弱火にして汁気がなくなるまで煮つめる。

<POINT>
3~4日は日持ちするので、春の常備菜としてもうれしいおかずです。

外川めぐみさん

外川めぐみさん

女子栄養大学卒業後、料理研究家に従事した後メーカー商品開発などに携わりながら女子栄養大学の「こども料理教室」講師としても活動し、「食育」にも力をいれている。
2013年11月21日に都立大学駅近くに「DELI and more HAND(デリ アンド モア ハンド)」を仲間とともにオープン。
http://hand.tokyo.jp/

更新: 2015年4月22日

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